【警視庁発】冷え対策の裏ワザ!「足元の冷えにはアルミホイル!」は本当か試してみた♪【節電の冬】

写真拡大 (全9枚)

ここ最近、気温がグッと下がったせいか、足先が冷たーい、冷たすぎるー(涙)。この手ごわい足の冷え、なんとかならんもんかね…と思っていたら、”意外な場所”で足元をあたたかくするライフハックを発見。その意外な場所とは、なんと、警視庁災害対策課の公式Twitter!まさか警視庁が足の冷え対策を教えてくれるとは…。そのやり方は簡単で、アルミホイルを足に巻くだけ。たったそれだけで足がポカポカになるって…本当???

効果てきめんな「カイロの貼り方」を試してみた!手先が冷たい時は…首に貼る!つま先が冷たい時は…

警視庁発ライフハック!アルミホイルで”足がポカポカ”に!?

ライフハックを紹介している、警視庁警備部災害対策課の公式Twitterはこちら。



「輻射熱(ふくしゃねつ)」を利用して、アルミホイルで足を温めるようですが…どういうこと???

調べてみると、アルミホイルには「輻射熱(物体から放出される熱)」を反射する性質があるのだそう。足にアルミホイルを巻くと、足から放出された熱をアルミホイルが反射して熱を中に閉じ込め、体温の低下を抑えることが出来るそうです。



また、このライフハックは冬場の災害時にも有効とのこと。災害時、停電で暖房が使えない場合はアルミシートと同じように、アルミホイルも体に巻くことで保温効果が期待でき、寒さをしのげるそう。ただ、家庭用のアルミホイルはそれほど大きくないので、足や手など部分的に温めるのがいいのだとか。

なるほど!アルミホイルで足を温めるというのは、理にかなっているのですね。しかも、命の危険にさらされる災害時に身を守るための有効な手段とは、さすが、災害対策課のライフハック!

…ちょっと気になったのは、Tweetを見た人からの「確実に暖かいです!!ですが同時に【蒸れます…】」「冬のバイクも寒いので昨日やってみました!が1日履いて脱いだらボロボロになってました。後片付けが」というコメント。

温かくはなるけれど、足が蒸れたり、アルミホイルがボロボロになったりするみたいですね。

では、実際に試してみましょう。

アルミホイルで足元を温める方法やってみた!

【やり方】

1. 靴下を履き、その上からつま先を覆うようにアルミホイルを巻き付けます。

実際にやってみた人のコメントで「蒸れる」とあったので、汗や湿気をすばやく吸い取り、放出する性質があるといわれる、絹の靴下を履くことにしました。



使ったアルミホイルは約20㎝くらい。



アルミホイルを折り曲げて、つま先を覆い、



手でアルミホイルをギュッと押さえてつま先にフィットさせます。



アルミホイルを巻いただけで、ほんのり温かさを感じます。すごい!

2. さらに、その上からもう一枚靴下を履きます。



これでOK♪



もう片方の足も同じように、アルミホイルを巻きました。



歩き回るとアルミホイルがボロボロになるとのことなので、席を立たないテレワーク中や座ってスマホをしている間などに、ちょうどよさそうですね。

1時間ほどアルミホイルを巻いた状態で椅子に座ってみましたが、つま先は、ほんのり温かい状態が続きました。時間が経つにつれ、だんだん温まっていくというわけではなく、ほんのりした温かさがキープされる感じです。

アルミホイルの上に履いた靴下を脱いで、アルミホイルを外してみると、一番下に履いていた靴下はちょっとしっとり。吸湿性・放湿性に優れていると言われる絹の靴下でしたが、やや汗ばんでいました。汗が蒸発すると熱を奪うので、汗をかき過ぎた場合は、逆に足が冷たくなってしまうかもしれないですね。

また、アルミホイルを巻いていた1時間は、トイレに行ったり、冷蔵庫に飲み物を取りに行ったりと少し動いただけでしたが、つま先部分のアルミホイルは破れていました。ということは、普通に歩こうものなら、かなりボロボロになるんだろうな…。

動き回ることが多い普段の生活の中では、なかなかアルミホイルを巻いて生活することは難しいかと思いますが、屋外でのキャンプや災害時など、寒さをしのぎたい、ここぞ!というときに役に立ちそう。ぜひ覚えておきたいライフハックです!

<参考>
「あなたの知らないアルミホイルの世界 マイホイル」
https://www.uacj.co.jp/enlightenment_foil/bousai.htm

「株式会社シルク生活」
https://www.silk-seikatsu.com/html/page22.html