スティールシリーズジャパンが12月に発売したクラウドゲーミング用コントローラー「Stratus+」のレビューをお届けします。AndroidスマートフォンやChromebookとBluetooth LEで接続、あるいはUSB-A to CケーブルでWindows PCと接続して使えるコントローラーです。

パッケージにはコントローラー本体、スマホホルダー、USB Type-Cケーブルが付属します。

最大90時間の駆動ができるバッテリーを内蔵。USBケーブルを接続して、15分の充電で12時間動作する急速充電に対応します。

持ち運びしやすいプレート型のスマホホルダーは、ピンをせり出してコントローラー本体に結合します。ホルダーのツメを立てるとスマートフォンが装着可能に。

測ってみたところ、ホルダーは幅9mm程度までのスマートフォンを装着できそうです。今回は幅78.3mmのスマートフォン「RedMagic 7」を装着して使ってみました。

全体にゴロっと厚みのあるデザインが多いゲームコントローラーですが、Stratus+はスマホホルダーも含めスリムなデザイン。手が小さい人でも持ちやすいサイズ感です。黒を基調にしたデザインは、一般に派手なカラーリングが多いゲームコントローラーと比べてスタイリッシュな印象です。

スマートフォンを装着してもガタつきはなく、バランスのよいホールド感で手に持つことが可能。ツメのホールド力が強いので、挟む位置にスマートフォンの音量ボタンがあると、場合によってはボタンが押されてしまうかもしれません。RedMagic 7の場合は、ボタンを避けて中心から少しずらして装着する必要がありました。

プレスリリースでは、クラウドゲーミング「NVIDIA GeForce NOW」推奨とあったので、GeForce NOWから「Fortnite」を起動して遊んでみました。個人的には、エイムやトリガーの操作はゲームコントローラーがしっくり来るので、快適にプレイできました。もちろん、クラウドゲーミングでは「Xbox Cloud Gaming」も相性がよい他、ゲームコントローラーで快適に遊べるAndroidアプリも問題なくプレイできます。PCゲームと共用できるスマートフォン用コントローラーを探している人は、有力な選択肢になりそうです。価格はオープンで、参考価格は1万1740円(税込)。