青髪のテツ「ご存じ?キャベツは”冷凍”しても旨いままです」まんま調理OK♪トロ食感たまら~ん♡

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こんにちは、スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。先日、キャベツの成長点を壊すことで長持ちさせる裏ワザを紹介しました。でも細かくカットしてしまったら、さすがに日持ちはしません…。そんなカットキャベツは…”冷凍”しちゃえばいいんです!冷凍後の使い方に少しだけコツがいるんですが、そのワザもこっそり耳打ちしちゃいます♪

【青髪のテツ】「キャベツを長持ちさせたい?…ならばフォークの用意を」刺すだけでパリパリ食感続く~♪



葉物野菜の中では、けっこう日持ちがするキャベツ。1個丸のまま冷蔵庫で適切に保存すれば、少なくとも2週間くらいは日持ちします。

でも、一度カットしてしまうと、2~3日で傷んでしまいます。なので、「全部ざく切りにしちゃったけど、使いきれなくてシナシナに…」なんて経験をした人もいるんじゃないでしょうか。

そんな方に、カットキャベツを飛躍的に長持ちさせる裏ワザ冷凍術をお伝えします。

「ええ~キャベツを冷凍するなんて…」と驚くかもしれませんが、調理にひと工夫すればとってもおいしく食べられますよ♪

画期的!?キャベツの冷凍術

1. ざく切りにしたキャベツはしっかり水洗いしておく。



調理するときにそのまま使えるよう、きれいに洗っておきましょう。

2. 水をしっかりと拭き取る。



凍らせたときに霜が付いてしまうので、できるだけ水気をなくしておきます。

3. 冷凍保存用の袋に入れて、冷凍庫に入れる。





たったこれだけ。簡単ですね。

こちらが、冷凍させたカットキャベツです。カチカチに凍っています。



冷凍キャベツの使い方①鍋・味噌汁編

冷凍キャベツは、鍋や味噌汁なら凍ったまま投入してOKです。

ただし、一度凍らせたキャベツは中途半端に解凍すると、ぐにゃりとした食感になってあまりおいしくないので、しっかり加熱することが重要です。しっかり火を通せば、トロトロの食感が楽しめますよ。

今回は、味噌汁に冷凍キャベツを入れてみました。





合わせた具は、油揚げ。あえて油抜きをせず入れましたが、つゆにコクが出て、トロトロのキャベツにからんで最高でしたよ!

冷凍キャベツの使い方②炒めもの編

冷凍キャベツの場合、炒めものに入れると水分が出て水っぽくなってしまいます。



だから、ここで活躍するのが「水溶き片栗粉」。炒めて水分が出たところで、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけるんです。

片栗粉の分量としては、だいたい1人前で小さじ1。溶く水の量は、片栗粉の倍量にするのが基本ですが、今回はキャベツから出る水分があるので、片栗粉と同じ小さじ1を入れて溶きます。



ポイントとして、冷凍キャベツがしんなりするまで加熱したら水分が出てくるので、その水分に溶かすように水溶き片栗粉を入れて、手早くかき混ぜます。



とろみを付けた野菜炒めは、中華料理の八宝菜みたいでとってもおいしいですよ♪

以上、カットキャベツの冷凍術と使い方でした。

野菜ごとの最適な保存方法を知っておくと、ものによっては数倍長持ちするので、一つずつ覚えて暮らし上手になってくださいね!