炎上した『いきなり!ステーキ』福袋が早速の火消し対応、物議を醸した“使用条件しばり”はどう変わった?
1月1日から発売した福袋が炎上していたステーキチェーン店の『いきなり!ステーキ』。
【写真】利用者は納得いかず? 炎上した『いきなり!ステーキ』福袋の全貌はコチラ
「福袋の内容は3000円で300円の割引券が13枚、合計3900円分が購入可能というものでした。割引券を使えるのは、購入した店舗のみ。さらに、ステーキやハンバーグなどの主商品1食につき1枚まで、有効期限が3月31日までと3か月しかありませんでした。3か月間で13枚を使い切るには、ひとりだと1週間に1回は行く必要があり、4人家族でも月に1回通って1枚余るという計算です。かなり使用条件が限定され、SNSでは不満の声があふれる事態になりました」(ネットニュース編集者)
1月5日に、『週刊女性PRIME』が問題の福袋について、いきなり!ステーキを展開する株式会社ペッパーフードサービスに問い合わせたところ、以下のような回答だった。
・店舗で福袋を販売するのは今年が初めて。
・販売するに至った経緯は、いきなりステーキの店舗が入っているショッピングモールから各テナント宛に福袋を販売するかのアンケートが届き、希望したいきなりステーキ店舗に対応する形で、ペッパーフードサービスが福袋を企画した。
・購入店舗のみの使用にかぎられたのは、全店舗で取り扱っているわけではなく、非取扱店で使用されるとその店舗の売り上げが立たないため。
また、主にこの割引券を取り扱っているフードコートでの店舗に家族で行くことを想定していたため、3カ月という使用期限になったという。
炎上するという事態になった福袋について、同社は
「お客様からご意見をいただいたことは改良いたしまして、より良いサービスにしていきたいと思います」
とコメントをしていたが、1月10日に使用条件を大幅に緩和するとのリリースを配布、早期の火消しを諮った。
使用条件を大幅に緩和することに
「1月11日から利用ルールが変更になります。割引券の有効期限が3月31日までだったものが、6月30日までと3か月延長に。さらに、利用枚数制限も主商品1食につき1枚までだったものが制限なしになりました。店舗の売り上げに関わってくる購入店舗のみ使用可能という点には変更がありませんでしたが、批判が集まっていた有効期限と使用枚数制限のルールを緩和しました」(前出・ネットニュース編集者)
物議を醸した福袋を販売したが、利用者の声を聞いて改良。離れた客がこれで戻ってくることを願うばかりだ。