【驚愕の1972万再生】世界が夢中になる「バナナのケーキ」に挑戦!オーブン不要で卵も1個♪超簡単!
海外のお料理好きさんのYouTube動画を見ていたら、驚異的な再生回数をたたき出しているケーキレシピを見つけました。それがフライパンで焼く「バナナのケーキ」。材料をどんどん混ぜてフライパンで焼くだけなのに、とってもふっくらと本格的に焼き上がっているのです。こんなにおいしそうに焼ける秘密って…?気になったので作ってみました♪このレシピならオーブンがない方でも、立派なケーキが焼けますよ!
「バナナのケーキ」投稿者は、安くて簡単なデザート作りがモットー
YouTubeで1972万回再生もされている「バナナのケーキ」。チャンネル名は日本語訳で「すばやく簡単なデザートレシピ」となっています。投稿者さんはどんな方?と思い、概要欄を見てみましたが…。詳しいことはほとんど書かれていませんでした。
ただ、チャンネル登録者数は37.8万人。安くて簡単で素早く作れるデザートレシピを投稿しているということ。そして100以上の言語の字幕に対応しているということだけは、わかりました。
動画のテロップを見てみるとイタリア語のようなので、きっとイタリアのお料理好きな方がオリジナルレシピを投稿しているのでしょう。投稿レシピのほとんどが、おいしそうなスイーツやパンです。
筆者が惹かれた「バナナのケーキ」は1972万回も再生されていて、チャンネル内でも断トツの視聴数を誇っていました。これほど注目されているレシピ。一体どこに魅力があるのでしょうか?作ってみましょう!
1972万回再生!フライパンで作る「バナナのケーキ」を作ってみた!
【材料】(直径20cmのフライパン1個分)
バナナ…2本
バター…20g
砂糖…大さじ1 ※バナナ用
薄力粉…130g
ココア…20g
ベーキングパウダー…8g
卵…1個
砂糖…50g ※生地用
塩…ひとつまみ
牛乳…100ml
サラダ油…50ml
バニラシュガー…8g ※バニラエッセンスで代用
1.バナナは皮を剥いて縦半分に切ります。
バナナが曲がっているので切ると割れ目が入りますが、気にせずに縦半分に切ってくださいね。
2.フライパンを弱火で熱し、バターを溶かして砂糖をキャラメル色になるくらいに炒めます。
バターが溶けたので砂糖を入れて混ぜます。
3分くらいすると泡が出てきました。キャラメル色にならないので弱火で加熱します。
えっ!5分くらい弱火で加熱していたら、キャラメル色どころか砂糖が固まってキャラメルになってしまいました…。これは明らかに失敗です。
泡が立ったくらいで火を止めるのが正解だったのでしょう。材料がもったいないので、キャラメルを取り除いて作り続けます。
3.砂糖がキャラメル色になったら火を止めてバナナをフライパンに並べ、冷ましておきます。
キャラメルは取り除き、溶けたバターが広がるフライパンにバナナを並べました。生地が出来るまで、冷ましておきます。
4.ボウルに卵、砂糖、塩を入れて泡立て器で白っぽくなるまで混ぜます。
泡立て器で1分ほどぐるぐると混ぜました。
5.牛乳とサラダ油を加えて混ぜ、バニラエッセンスを数滴加えてさらに混ぜます。
牛乳、サラダ油、バニラエッセンスを5滴加えて、さらに1分ほど混ぜました。
今回は、オリジナルレシピの材料にあったバニラシュガーを入手できなかったので、バニラエッセンスで風味付けを。バニラシュガーを用意できる方は、ぜひ使ってみてくださいね。
6.薄力粉、ベーキングパウダー、ココアを加えて混ぜます。
動画では泡立て器のまま、ぐるぐると混ぜていましたが、筆者はシリコンベラで粉を切るように混ぜました。
7.バナナを敷いたフライパンに生地を流し、弱火で20分、フタをして加熱します。
冷ましておいたバナナの上に生地を流し、弱火で焼いていきます。
フタをして20分待ちましょう。
10分焼いた生地です。フタを開けて見てみると、ホットケーキを焼く時のようにプツプツと穴が開いてきました。もう一度フタをしめ、あと10分焼きます。
8.20分経ったらひっくり返し、さらにフタをして弱火で5分加熱します。
ひっくり返すとバナナが焦げ気味に…。バナナがフライパンに直接当たる状態で焼いているので、焼き色を確認できないのが難しいですね。
筆者の場合、18分くらいでひっくり返したら、きれいな焼き色になったかもしれません。
ちなみにこのプロセスでは、大きめのお皿をかぶせてからフライパンをひっくり返し、一度、中のケーキをお皿に取り出してからフライパンに戻すとやりやすいですよ。
フタをかぶせて、あと5分焼いたら出来上がりです♪
直径20cm、高さ3cm。フライパンで焼いたとは思えない存在感♪
バナナが焦げてしまいましたが、生地はふっくらと焼けました♪
ケーキを焼く時はいつもオーブンで焼いていますが、フライパンでもここまで存在感のあるケーキが焼けることに驚きました。
断面を見ても生地がふっくら、高さもしっかりとありますよ。失敗したキャラメル(味はキャラメル、食感は砂糖)を砕いてお皿に盛ると、おしゃれな印象になりました♪
食べてみると生地が軽くてふわふわです♪一般的にスポンジケーキを焼くときは、薄力粉をふるって空気を含ませたり、ぐるぐると混ぜないように気を付けますが、このレシピではそんなことを気にすることなく混ぜていました。
今回の材料を見て、ベーキングパウダーの量が多いなと思ったのですが、多めに入れたおかげでふっくらと焼きあがったのですね。再生回数が多い秘密は、手軽に見栄えのよいケーキが作れるところにあったように思います。
驚異の1972万回再生の「バナナのケーキ」は、りんごを底にして焼くフランス菓子「タルトタタン」に作り方が似ているなと思いました。
今回はバナナのキャラメリゼに失敗してしまいましたが、それでもバナナがとろっとしていて、自然の甘さが引き出されていましたよ。バナナ1本分を長く切っているので、洗練された見た目に仕上がるのもうれしい!
オーブンがなくてもフライパンで存在感のあるケーキを焼けるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。