【パナソニック公式】節電の裏ワザ試してみた!「室内の暖気を循環」でエアコン温度上げずにポッカポカ~♡

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寒すぎて、エアコンの暖房を付けっぱなしにしちゃうこの頃。でも、電気代の値上げが続いていて、お財布が気になりますよね~。そんなタイミングで、パナソニック株式会社が「エアコンの節電方法」を公開していました。「フィルターを掃除する」「加湿する」など、いろんなお手軽ワザがあったんですが、なかでも体感温度をすぐに上げてくれそうな「室内の暖気を循環」という裏ワザに注目。試してみた結果はいかに…!?

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パナソニックが2022年9月に行った調査によると、「電気代が気になる家電製品は」という質問に対して、8割以上の人が「エアコン」と回答したそうです。

そして、「今年の冬は節電のため、暖房の利用をガマンしようと思いますか 」という質問に対して、約半数の人が「ガマンする」と答えたとか。

でも、この寒さでエアコンを使わないって辛すぎますよね~。だから、調査結果と同時にパナソニックが公開していた「エアコンの節電方法」を試してみました。

サーキュレーターを回せば体感温度が急上昇!?


出典:写真AC

試したのは、「室内の暖気を循環させる」という裏ワザです。エアコンの設定温度を上げずに、効率よく体感温度を上げられるんだとか。

暖かい空気は上へ移動するので、サーキュレーターなどで室内の空気を循環させることで、温度のムラがなくなるという原理だそうです。

サーキュレーターはエアコンの対角線上に設置し、上向きに風を送って天井付近にたまった暖気を室内に循環させます。なお、直接人に風が当たると体感温度が下がってしまうので、送風の向きにはご注意。

わが家で実際にやってみた

この日は寒かったので、エアコンの温度を22度と少し高めに設定していましたが、それでも、少し寒く感じていました。

エアコンとは反対側の壁際の、床に近いあたりで温度を計測すると…





室温は「17.3度」でした。意外と高い?…でも表示温度よりもずっと寒く感じるんです。足元が冷たいせいでしょうか。

さっそく、暖気を循環していきます。わが家にはサーキュレーターがないので、扇風機を10分間回しました。その結果…



おぉ!!エアコンの設定はなにも変えていないのに、あっという間に室温が1度上昇して、18.3度になりました!

体感温度も上がって、先ほどよりぽかぽかしているように感じます。足元まで温かい空気がしっかりと回っているおかげでしょうか。

この裏ワザ、確かに効果を実感することができました!サーキュレーター買おうっかな。

試す価値アリ!さまざまなエアコン節電ワザ

ほかにも、パナソニックが公開しているエアコン節電の裏ワザはたくさんありました。
どれも簡単に取り組めて、効果も期待できそうです!

①フィルター掃除で年間約1万円以上の節約に!


出典:写真AC

室内機のフィルターにホコリがたまると目詰まりし、空気を取り入れる量が減ります。結果、エアコンは必要な空気を確保しようとして、余計なパワーを使ってしまうそう。

パナソニックの実験によると、1年間掃除をしない場合は、掃除をした場合に比べて、年間約25%も電気料金が無駄になってしまうという結果に。

フィルター掃除をするだけで、年間約1万円以上も電気代を節約できます。
(※パナソニック製品「CS-F402D2」を使用。電気代31円/kWhでの実験)

うちでもこれやってみようと思ったら、先んじて夫が掃除していました!エライ!

②加湿で体感温度をアップ!


出典:写真AC

冬は湿度を上げることで乾燥を防ぐだけでなく、暖かく感じられるので、加湿を心がけましょう。

加湿して暖房の設定温度を1℃低くすれば、約10%の消費電力が削減されるそうです。

③窓は断熱性を上げる工夫を


出典:写真AC

室内の熱は、窓からの出入りが最も多いそうです。

「断熱シート」や「断熱カーテン」を利用すると、熱の出入りを抑えられます。

また、カーテンは床まで届く長さにすること。隙間から冷気が侵入するのを防ぐことができます。

さらに、窓と部屋の間に空気の層を作るために、カーテンを2枚使ったり、内窓を設置したりするのもおすすめだそう。

④室外機も定期的にチェック!


出典:写真AC

室外機にホコリや落ち葉などがたまると、熱交換の効率が下がり、消費電力が上がる可能性もあるそう。

風の強い日や、台風が過ぎた後はチェックしてください。

⑤「こまめに消す」or「つけっぱなし」の切り替えは「外気温3℃」が目安


出典:写真AC

エアコンは、部屋の中と外の温度差が大きいときにスイッチを入れると、多くのパワーが必要。でも、室内がいったん適温になれば、少ない消費電力量で温度をキープできます。
結果、つけっぱなしのほうが少ない消費電力量で済む場合もあります。

パナソニックのシミュレーションによると、「外気温が3℃未満」のような厳しい寒さの時は、「つけっぱなし運転」がお得という結果が出ました。(※住宅の断熱性などにも左右されるので、あくまで目安です)
これは、エアコンの運転をいったんオフにすると、室温が大きく下がりやすくなり、運転を再開したさいに、設定温度に戻すために多くのパワーが必要となるためです。

一方で、「外気温が3℃以上」であれば、室内温度がそこまで下がらないため、「こまめに消す」方が電気代の節約になることが分かりました。

ちなみに、2021年の東京都では、最も平均気温が低かった1月の平均気温が5.4℃でした。よって、東京都だと、基本的には「こまめに消す」運転がお得と言えそうです。

電気カーペットなど、部分暖房を取り入れるのもおすすめ

エアコンは室内機内部のセンサーで温度を測定しているため、家の構造や日当たりなども影響し、「設定温度」と実際の室温が異なっていることも。

体感温度では寒く感じて、設定温度を上げてしまう方は、電機カーペットなど部分暖房を取り入れるのも手です。
最近では、電気代を安く抑えられる製品も販売されているようです。

以上、とってもためになるパナソニック発の節電裏ワザでした。
電気代が上がり続けるいま、心がけや工夫で節約に努めたいですね!