冨安健洋の21番で始まり、最後は森保一監督の7番――。来年の“2月17日”に2023シーズンのJリーグが開幕する。そうした中、Jリーグ公式ツイッター(@J_League)が23日に公開したムービーが話題となっている。

　動画は、日本代表戦士がこれまでに所属してきたJクラブのユニフォームを着たファン・サポーターを映し出し、「スタジアムで見たことのあるプレーをまたあの選手が見せた」「私たちが愛称で呼んだ選手を解説者がさん付けで呼んだ」などとナレーション。テレビの前でカタールW杯を観戦する様子が演出された。

「あんなに憎たらしかった選手が今は頼もしく思えた」「どんな場所へ行こうと、どのチームでプレーしようと、いつまでもあの選手はうちの子」とファン・サポーターが抱いた感情とともに、Jリーガー時代のサムライブルーも登場。最後は「次の主役たちは、たぶん、私たちの日常の中にいる」「四年後じゃない。二ヶ月後だ」と締めくくられた。

　カタールの地で活躍した選手たちは、いずれもJリーグを経験。毎週末迎える日常には、日の丸を背負って次のW杯のピッチに立つ選手がいるかもしれない。そんなJリーグの思いが込められた動画となっている。

　このツイートには、多くのファン・サポーターが反応し、「泣かせますやん」「演出最高やね」「ただただエモさに震える」「2ヶ月後が楽しみ」「素敵な作品をありがとう」「最後のぽいちのに感動してしまった」「Jリーグ見に行こう!」「思い当たる解説者が」「胸が熱くなり、涙が出ました」とコメントが集結。来年2月17日に開催されるオープニングマッチは、王者横浜F・マリノスと川崎フロンターレとの“神奈川ダービー”だ。