【阪神JF】川田「道中の雰囲気はとても良かった」リバティアイランドがG1初制覇」
11日、阪神競馬場で行われたG1・阪神ジュベナイルフィリーズは、1番人気に支持されたリバティアイランドが快勝。2歳女王に輝き、この世代で力の違いを見せつけた。
阪神JF、勝利ジョッキーコメント
1着 リバティアイランド
川田将雅騎手
「無事にこの馬らしく走ることが出来て、皆さんにその姿をお見せすることが出来てホッとしています。ポジションに関しては彼女自身が取りたい位置を取らせてあげて、あとはリズム良く走ってくることを重きに置いて、道中は進めていました。道中の雰囲気はとても良かったですし、直線向いてからの反応も手応え通りの反応をしてくれたので、負けることはないなと。あとは無事にゴールまで連れて行くことだけでした。（初めてのコース・初めての右回りについては）全く心配もしていませんでしたし、良い走りをしてくれていたと思います。前回は今後やっていきたい競馬のためにも学びのある競馬にしながら結果を得れれば一番良かったんですけど、そこは得ることが出来ず負けてしまったんですけど、そこで学んだことを今回こうやって良い形で一番大きな舞台で使うことが出来ましたし、来年に向けてもこれが繋がって来ると思いますので、負けてはしまいましたが、これから先のためにも良い時間だったなと思いたいと思います。（中内田調教師とは）共に沢山のレースを過ごしていく中で、またこうして中内田厩舎と大きなところを獲れてとてもホッとしています。来年に向けてもとても内容のあるとても良い競馬になったと思いますし、この馬らしく今後も良い形で成長していけて、また皆さんの前で素晴らしい走りをお見せ出来ればと思っていますので、無事に来年も歩んでいってほしいなと思います。個人的なことで皆さんに大変ご心配とご迷惑をおかけしまして、無事にこうしてルールの下、戻ってくることが出来ましたので、本当に今日乗れたことを有り難く思いますし、そしてこうやってリバティアイランドが一番良い結果を得てくれて、皆さんに素晴らしい走りをお見せすることが出来てとてもホッとしています」
レース結果、詳細は下記のとおり。
12月11日、阪神11Ｒで行われた第74回阪神ジュベナイルフィリーズ（2歳オープン・牝・G1・芝1600m・1着賞金＝6500万円）は、川田将雅騎乗の1番人気、リバティアイランド（牝2・栗東・中内田充正）が勝利し、2歳女王の座に輝いた。勝ちタイムは1分33秒1（良）。
2着に12番人気のシンリョクカ（牝2・美浦・竹内正洋）、3着に10番人気のドゥアイズ（牝2・栗東・庄野靖志）が入った。
大外から豪快な差し脚
リバティアイランドが豪快に突き抜けて、2歳女王に輝いた。道中中団から自信を持って大外に持ち出されると、馬場の真ん中からあっさりと先頭へ。早めの競馬で進出を開始し、他馬を全く寄せつけずに後続に2.1/2馬身差をつける圧勝だった。
阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったリバティアイランドは、父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズ、母の父All Americanという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は（有）サンデーレーシング。通算成績は3戦2勝。重賞は初勝利。鞍上の川田将雅騎手は同レース初勝利、管理する中内田充正調教師は2勝目。
【全着順】
1着 リバティアイランド 川田将雅
2着 シンリョクカ 木幡初也
3着 ドゥアイズ 吉田隼人
4着 アロマデローサ D.イーガン
5着 ミシシッピテソーロ 原優介
6着 ドゥーラ 斎藤新
7着 サンティーテソーロ 横山和生
8着 エイムインライフ 酒井学
9着 ミスヨコハマ M.デムーロ
10着 ブトンドール 鮫島克駿
11着 ラヴェル 坂井瑠星
12着 モリアーナ 武藤雅
13着 イティネラートル 岩田望来
14着 キタウイング 和田竜二
15着 ウンブライル 横山武史
16着 ハウピア 菱田裕二
17着 ムーンプローブ 松山弘平
18着 リバーラ 石橋脩
