「ムバッペからそんな話聞いたことない」 PSGのアドバイザー&監督が移籍話を一蹴

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パリ・サンジェルマン(PSG)のフットボール・アドバイザー&監督がフランス代表FWキリアン・ムバッペ(23)を巡る移籍報道を一蹴した。フランス『Le Parisien』が報じている。

今年5月にPSGとの契約を新たに2025年まで延長したムバッペ。その際にクラブ首脳と自身中心の新プロジェクトを話し合い、ルイス・カンポス氏をフットボール・アドバイザーにクリストフ・ガルティエ氏が新指揮官に据えられ、今季を迎えた。

その新体制が誕生、そして始動してまだ数カ月だが、11日に行われたチャンピオンズリーグのベンフィカ戦が間近に迫るなか、ガルティエ監督の采配を含むピッチ内外での不満から、来る冬のマーケットで移籍を望むとする報道が飛び出している。

一部では今年5月の契約更新後、PSGとの関係が悪化中といわれ、今夏に相思相愛とされたレアル・マドリー行きの話もまた熱を帯びるが、ルイス・カンポス氏はベンフィカ戦前に異例だというメディア対応で火消しに動いたようだ。

「我々には毎日のように噂がつきまとう。彼とは毎日のように一緒だが、キリアンからそんな話を聞いたことなど一度もない。会長にもね。こんな大事な試合の前にこうした報道を目にするのは問題だ」

また、ベンフィカとまたも引き分けに終わったものの、首位をキープしたガルティエ監督も試合前に突じょとして湧いて出たエースの移籍報道に「私も驚いた」として苦言を述べつつ、カンポス氏と同じく噂レベルのものに過ぎないと主張した。

「私は何もわかりかねる。噂が報道され、声明になった。大事な試合の前にこんなことになるとは驚きだ。ただ、キリアンの準備に変わったところはなかった。キリアン側から聞いたこともない」

「今夜のキリアンは強烈で、ピッチ上で最も危険な存在だったよ。この噂に対して、彼は答えを出してくれたし、ゲームに集中してくれた。この噂が試合の準備に支障をきたすことなどなかったと思う」

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