鮨をこよなく愛する大人なら、やっぱり銀座が聖地だ。

「一度は足を運びたい！」と思わせる、東京きっての名店が集まっている。

今回は、握りの最高峰を味わえる銀座エリアで、いま話題の高級鮨店をピックアップ。

記憶に残る、大人の“銀座で鮨”体験が待っている！

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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。



1.高級感溢れる空間で、握り30貫と本気で向き合う


はっこく

鮨のクオリティはもちろん、客層、内装、すべてがハイレベルで上質な大人好みの一軒。全席が個室仕様となっており、板前が目の前でテンポよく握りを繰り出す。

おまかせのみのメニューで、握りは何と30貫が登場。アン肝や河豚の白子など、他店にない握りも織り交ぜながら、江戸前という伝統の範疇から逸脱することなく現代性を追求している。

握りだけを30貫も夢中になって味わう。こんな経験、ほかではできない。空間も流儀も唯一無二だからこそ、本気で鮨を愛する大人を魅了するのだ。



2.鮨好きの大人が銀座で通いたくなる懐深き一軒


銀座 鮨 み富

昼から夜までの通し営業でゲストをもてなす、懐深き名店。常時タネは30種以上を用意し、好きなタネを好きな順番にオーダーできる「おこのみ」スタイルが主流だ。

仕事はとにかく実直。小肌なら塩を当て、酢で締めてから2〜3日寝かせる。まぐろは漬けダレに5〜10分。時間は魚体によって感覚的に判別する。

店内は小体だが、余計な装飾のない潔い空間。奥行きをゆったりとった檜のカウンターは王道の鮨店の造りだが、ほっと寛げて居心地が良い。身も心も委ねて、鮨としっかりと向き合えるだろう。



3.上質かつ手の込んだ圧巻の“鮨劇場”が、舌の肥えた大人の心を掴む


鮨 ふじ田

東銀座駅から徒歩3分で辿り着くこちらの一軒。外から中を窺い知れないぶん、一見ハードル高く見える店構えだが、中に入れば温かく出迎えてくれる。

おまかせは14,000円と18,000円の2種類を守り続け、素材にこだわるのはもちろん「技術で魅せたい」と日々研鑽を重ねる。握るときの眼光は鋭く、どの品も“一口瞭然”。丁寧な仕込みを随所に感じながら、素材を活かす奥行きある味わいにほだされる。

テンポよく繰り出される握りに合わせて、日本酒も気持ちよく進んで止まらない！価格をはるかに凌駕するクオリティに感動させられる名店だ。



4.“握りの神様”から受け継ぎし丁寧な仕事ぶりが光る


銀座 鮨 わたなべ

“握りの神様”と言われた故・加藤博章氏の最後の愛弟子である、渡部佳文さんが腕を振るう名店。一貫一貫にその奥深き伝統を味わうことができ、鮨好きの大人を魅了している。

注目は、江戸前を代表する「小肌」、「穴子」、「玉子」。小肌は成長したナカズリを使い、開いて仕上げる独自のフォルム。穴子のツメは師匠から受け継ぎ、脈々と継ぎ足してきた逸品だ。

そして、玉子は芝エビのすり身や大和芋を使った伝統の味。着流し姿の大将を前に握りを味わえば、鮨の真髄を一層深く理解できるはずだ。