1号機、2号機とは全然方向性が違います。飛行機もデカいです!

10月3日定期便就航

 ANA(全日空)が2022年10月3日より国内線定期便に就航させるテレビアニメ『鬼滅の刃』のキャラクターをあしらった特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと -参-」。このデザインが9月5日に公開されました。これを見た航空ファン、『鬼滅の刃』ファンなどから、ANAの公式アカウントに多くの反響が集まっています。


鬼滅の刃 じぇっと -参-」のデザイン(画像:ANA)。

 ANAの『鬼滅の刃』塗装機はこれで3機目となります。しかし1号機、2号機はともにボーイング767が担当し、通常のANA機の尾翼デザインと2色の青ラインが入った胴体と、ベーシックな状態のうえに同アニメのキャラクターが描かれているのに対し、今回就航する3号機「鬼滅の刃 じぇっと -参-」は大きく方向性が異なるデザインが採用されています。

 3号機のベースデザインは白。尾翼も白ベースに青文字で「ANA」ロゴが入るスタイルとなっており、その上に炭治郎・煉獄・天元が、左右異なるデザインで描かれているのが特徴です。担当予定機は、767よりひと回り大型のボーイング777-200ER国内線仕様機「JA745A」。機体デザインは「ANAの機体のためだけに描き下ろした、ufotable描き下ろしイラストを使用した」といいます。

 このデザインを見たファンからは、次のようなコメントが寄せられています。
・白っ!
・機体のための描き下ろし最高です!
・やば!本気すぎる!
・みんながこれに阿鼻叫喚しておるな…確かにめちゃくちゃカッコいい!
・向かい合わせと背中あわせ…エモい。
・興奮しすぎて寝れなくなった!絶対乗る!

 このほか、白ベースの尾翼デザインが、ANAが保有する巨大旅客機、エアバスA380「フライングホヌ」や、日中国交正常化35周年などを記念して2007年から7年間運航された特別塗装機「FLY!パンダ」を思い出すというコメント、機体デザインのステンレスボトルが欲しいというコメント、炭治郎・煉獄・天元による特別な機内アナウンスの内容を楽しみにするコメントが集まりました。

 就航後の「鬼滅の刃 じぇっと -参-」は10月3日から16日まで、羽田〜福岡、伊丹、新千歳の計3往復を固定ダイヤで運航予定です。その後は、運航便を固定せず、全国の路線・便で運航します。