伊藤沙莉、竹野内豊らが映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭への出品に喜びのコメント

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映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』が現地時間8月29日から9月10日までベルギー・ブリュッセルで開催される『第38回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭』(略称BIFFF)に正式出品されることがわかった。

本作でメガホンをとるのは、『ミッドナイトスワン』『異動辞令は音楽隊!』(8月26日公開)の内田英治監督と、『岬の兄妹』『さがす』の片山慎三監督。6つのストーリーを2人で分業し、1本の映画として作り上げているという。

新宿ゴールデン街・三番街にある小さなバー“カールモール”のカウンターに立つ女・マリコ。彼女は日々バーテンとして常連の相手をしているが、もう一つの顔として探偵稼業を営んでいた。そんなある日、とある組織から「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼をうける。マリコは、恋人の自称忍者MASAYA(竹野内豊)の協力のもと、宇宙人に迫ってゆく。

マリコ役で主演するのは、Netflix『全裸監督』や『ちょっと思い出しただけ』などの伊藤沙莉。マリコの恋人役で『シン・ゴジラ』『カツベン!』などの竹野内豊のほか、北村有起哉、宇野祥平、久保史緒里(乃木坂46)、松浦祐也、高野洸、中原果南、島田桃依、伊島空、黒石高大、真宮葉月、阿部顕嵐、鈴木聖奈、石田佳央らがキャストに名を連ねている。また、主題歌はDa-iCEの「ハイボールブギ」に決まっている。

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』海外版ビジュアル (C)2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会

ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭は、シッチェス映画祭、ポルト国際映画祭と並ぶ、世界3大ファンタスティック映画祭のひとつ。『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は、『LIFE OF MARIKO IN KABUKICHO』の英題で、主要部門のホワイト・レイヴン・コンペティション(White Raven Competition)部門に正式出品されるとのこと。映画祭出品に合わせて、海外版ビジュアルも公開されている。

主演の伊藤沙莉、共演の竹野内豊、内田英治監督、片山慎三監督からのコメントは以下のとおり。

伊藤沙莉

海外の映画祭に人生で初めて行かせていただいたのが

内田英治監督の作品「獣道」でした。

なので今回の出品は

私自身すごく感慨深いものとなっております。

ポップでダークな、滑稽で切ない世界観を

海外の皆様にも楽しんで頂けたら嬉しいです!

竹野内豊

ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭に正式出品されるとの事で、これはスタッフ、キャスト一同にとって大変喜ばしいニュースです。

内田監督と片山監督は、海外生活のご経験があるからこそ、一つの国の枠に捉われる事なく、独特な視点と感性で新宿の街を映し出すのではないかと勝手に想像が膨らみます。

海外の方々がこの映画を観た時、どの様な反応があるのかとても興味深いです。

内田英治(監督)

ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭での上映ありがとうございます。いわゆるファンタ映画への愛が強く、今回の上映はとても嬉しいです。本作は、なんでもありのごった煮映画を片山監督と撮りました。海外のお客さんの反応が楽しみです!

片山慎三(監督)

ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で選ばれ光栄に思います。

この映画がどう受け止められるのか楽しみでなりません。

気軽に観ていただけると幸いです。

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は2023年テアトル新宿ほか全国公開。