最終回間近!ソ・ジソブ主演『ドクター弁護士』誰が味方で誰が敵なのか?見始めたら止まらない視聴ポイント大公開
ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて、6月3日より独占配信中の『ドクター弁護士』は、ソ・ジソブの4年ぶりのドラマ復帰作であり、メディカルサスペンス法廷ドラマという、1作品で何作もの良質で多様なジャンルの作品を見たような気分になれるドラマだ。そんな様々な要素を持つ『ドクター弁護士』が間も無く最終回を迎える。これから一気見を検討中の方、既に視聴中ではまり中! という方にも改めてお伝えしたい、ドラマの世界をより楽しむための視聴ポイントを紹介していく。
配信URL:https://lin.ee/v3af6Zt/yfsz/news/0722
ドラマ序盤での外科医としてのイハンは、誰もが天才と認める優れた手術の実力の持ち主。自身が務めるバンソク病院の病院長グ・ジンギに医者として育ててくれた恩義を感じ、手術の実力が不足している彼の息子のゴーストドクターとして内密に不法な代理手術を行うが、それは過ちの始まりだった。そんなある日、イハンは婚約者であり検事クム・ソギョンの弟の心臓移植手術で、身に覚えのない医療過誤の責任を負わされ医師免許を剥奪されてしまう。
医療過誤事件をきっかけに離れ離れになっていた二人が、再び対面したのはなんと法廷だ。しかもイハンは医療訴訟弁護士としてソギョン前に現れる。弟の死の原因がイハンにあると恨みを抱いていたソギョンだったが、イハンに実は医療過誤はなかったと告げられる。自分は誰かに陥れられたというイハンの言葉を信じ、ソギョンは弟を死に追いやった本当の犯人を見つけて、法で裁くため協力することになる。戦略的同盟を結ぶ二人のもとに、今度はバンソク病院に投資している投資専門グローバル企業のアジア支部長のジェイデン・リー(シン・ソンロク)、そしてアルツハイマー治療薬の研究開発を行うR&Dセンターのセンター長のイム・ユナ(イ・ジュビン)が加わり、それぞれ異なる目的を達成するためにイハンの復習計画に関わっていくのだ。
多くの目撃者がいる手術だったにも関わらず、イハンはなぜ陥れられたのか? ソギョンの弟の心臓はどこに行ったのか? 過去、そして今、バンソク病院で何が起こっているのか? 回が進むごとに明らかになっていくバンソク病院の被害者たちを、医療訴訟専門弁護士としてイハンは救うことができるのだろうか?
『ドクター弁護士』では、医療過誤事件をめぐる陰謀をはじめ、欲深い特権階級の絡み合った利害関係によって生み出された様々な悲劇の真相が、イハンの医師と弁護士としての知識と腕、ソギョンの検察官としての捜査力、謎多き男ジェイデン・リーの財力と人脈により徐々に紐解かれていくのだ。
前述したヒット復讐ドラマと同様、『ドクター弁護士』の主人公イハンも、医師と弁護士の二刀流で人並み外れたなスペックを持ちながらも、決して威張ることなく、その飛び抜けた実力と揺るがない信念で人望を集めていく人物だ。
国内で前例のない難しい手術にも臆せず挑み、天才と称される技術力を持っていた外科医イハンの信念は、“目の前の患者を救うこと”。そして、医療訴訟専門弁護士としてのイハンの信念は“目の前の依頼者を救うこと”。私利私欲を最優先に考える煩悩だらけの権力者たちにとって、その信念で協力者を増やしていき真実を暴こうとするイハンほど邪魔な存在はないだろう。
しかしイハンの復讐には多くの謎と困難がつきまとう。5年前の深夜に秘密裏に行われた手術は一体誰の手術だったのか? 事件の真相を知る証人の口を封じた人物、ジェイデン・リーの真の目的……緻密に計算された脚本と、細部までこだわった映像、リアリティあふれる演技に、見始めたら先が気になって止まらなくなること必至だ。
天才外科医であり医療訴訟専門弁護士という設定はリアリティに欠けてしまいがちで、加えて主人公ハン・イハンは感情を表情に出さないタイプなので、非常に高度な演技力が必要とされる。しかしそこはさすがソ・ジソブ。イハンの心に秘めた復讐心、怒りや執念、そしてソギョンへの変わらない想いを、わずかな表情の変化だけで伝える繊細な演技を見せ、視聴者を『ドクター弁護士』の世界に引き込んでくれる。
物語のキーとなるもう一人の重要人物、ベールに包まれた男ジェイデン・リーを演じたのは、ミュージカル俳優としても活躍しているシン・ソンロクだ。ジェイデンは、政治家や政府組織の重要人物を説得する=ロビー活動と、投資を専門にする企業オーナーズハンドのアジア支部長で、ハイリスク・ハイリターンをモットーに、危険な状況にも怯まずにむしろ楽しんでいるように見える策略家。
シン・ソンロクと言うと、『星から来たあなた』や、『リターン-真相-』で演じた強烈な悪役のイメージが強い方も多いだろう。そんなシン・ソンロクが今回演じたジェイデンは、韓国ドラマでは珍しい設定の職業のロビイストで、敏腕で謎の多い男。類がない財力と人脈、大人の余裕を併せ持つハイスペックな男で、イハンの味方なのか敵なのかもはっきりはわからない。そんなミステリアスで危険な男の香りを漂わせるジェイデンを、シン・ソンロクは非常に魅力的に演じており、『ドクター弁護士』を通じて新たなファンが増えるのではという気にすらさせる。
ソ・ジソブ演じる実直なイハンと、シン・ソンロク演じる謎めいたジェイデン。正反対の魅力的なキャラクターを演じる2人の演技対決は必見だ。
また、その他にもバンソク病院の院長グ・ジンギ、同病院の弁護士ホ・ウンシル、ソギョンの上司の検事ペク・ガンホ、ユナの父で議員のイム・テウン、イハンの助手だったパク・ギテなど、脇役も一癖も二癖もある。立場も信念もバラバラな登場人物たちがどういう行動に出るのか推理しながら見ていくうちに、ドラマの世界にどっぷりハマってしまうはずだ。
唯一の肉親であった弟を医療過誤で亡くした過去も持つ検事のソギョンは、犯罪者には厳しい処罰を与えるべきという確固たる信念を貫いており、非常に冷徹で無慈悲ですらある。反対に、無実で弱い立場の被告人のためなら、献身的で積極的に潔白を証明しようとする温かみと人間味を備えていて、こんな検事がいたらどんなに良いだろうかと思わずにはいられない魅力的なキャラクターだ。
一方のユナは、海外の名門大学を卒業し研究員として成功を納めたのち、韓国に帰国してR&Dセンター所長となった人物。申し分ないキャリアを歩んできて一見順風満帆な人生だが、世間からは親のコネで出世したと言われ、ずっと束縛から自由になって自分の力を証明したいという願望を持っている。政略結婚をさせようとする父親の支配下から抜け出すため、利害関係が一致するジェイデンと手を組むが、決して受け身でジェイデンに翻弄されることなく、意思の強さとバイタリティーを魅せてくれる。
自分の未来を自らの手で掴むために強く逞しくなったソギョンとユナが、イハンとジェイデンとそれぞれどんな関係を築いていくのかにも注目だ。
医学ドラマと法廷ドラマの要素を掛け合わせたスリリングなストーリー展開と、実力派俳優たちが魅せるリアリティあふれる演技、緊張感溢れる演出と、韓国ドラマらしい華麗な復讐劇要素も併せ持つ『ドクター弁護士』。先の読めないストーリー展開で見始めたら止まらなくなること必至のドラマ『ドクター弁護士』ぜひ、友人たちと推理しながら見てほしいドラマだ。
メディカルサスペンス法廷ドラマとは?
『ドクター弁護士』は、タイトルからもわかる通り、メディカルサスペンスであり法廷ドラマだ。「医者も弁護士も変わらない。医者は手術室で命を救い、弁護士は法廷で人生を救う」という、ソ・ジソブ演じる天才外科医であり医療訴訟専門弁護士のハン・イハンが、医療と司法2つの専門知識を武器に、自身を陥れた巨大組織に立ち向かっていく姿を描いている。ドラマ序盤での外科医としてのイハンは、誰もが天才と認める優れた手術の実力の持ち主。自身が務めるバンソク病院の病院長グ・ジンギに医者として育ててくれた恩義を感じ、手術の実力が不足している彼の息子のゴーストドクターとして内密に不法な代理手術を行うが、それは過ちの始まりだった。そんなある日、イハンは婚約者であり検事クム・ソギョンの弟の心臓移植手術で、身に覚えのない医療過誤の責任を負わされ医師免許を剥奪されてしまう。
医療過誤事件をきっかけに離れ離れになっていた二人が、再び対面したのはなんと法廷だ。しかもイハンは医療訴訟弁護士としてソギョン前に現れる。弟の死の原因がイハンにあると恨みを抱いていたソギョンだったが、イハンに実は医療過誤はなかったと告げられる。自分は誰かに陥れられたというイハンの言葉を信じ、ソギョンは弟を死に追いやった本当の犯人を見つけて、法で裁くため協力することになる。戦略的同盟を結ぶ二人のもとに、今度はバンソク病院に投資している投資専門グローバル企業のアジア支部長のジェイデン・リー(シン・ソンロク)、そしてアルツハイマー治療薬の研究開発を行うR&Dセンターのセンター長のイム・ユナ(イ・ジュビン)が加わり、それぞれ異なる目的を達成するためにイハンの復習計画に関わっていくのだ。
多くの目撃者がいる手術だったにも関わらず、イハンはなぜ陥れられたのか? ソギョンの弟の心臓はどこに行ったのか? 過去、そして今、バンソク病院で何が起こっているのか? 回が進むごとに明らかになっていくバンソク病院の被害者たちを、医療訴訟専門弁護士としてイハンは救うことができるのだろうか?
大人も楽しめる痛快な復讐劇 真の敵は誰だ?
韓国ドラマに限らず大人世代に人気のドラマジャンルの1つと言えるのが、『梨泰院クラス』や『医師ヨハン』、そして日本ドラマ『半沢直樹』など、一見すると穏やかで力がないように見える主人公が、その実直さと執念を武器に巨大な悪に立ち向かっていく復讐劇だろう。『ドクター弁護士』では、医療過誤事件をめぐる陰謀をはじめ、欲深い特権階級の絡み合った利害関係によって生み出された様々な悲劇の真相が、イハンの医師と弁護士としての知識と腕、ソギョンの検察官としての捜査力、謎多き男ジェイデン・リーの財力と人脈により徐々に紐解かれていくのだ。
前述したヒット復讐ドラマと同様、『ドクター弁護士』の主人公イハンも、医師と弁護士の二刀流で人並み外れたなスペックを持ちながらも、決して威張ることなく、その飛び抜けた実力と揺るがない信念で人望を集めていく人物だ。
国内で前例のない難しい手術にも臆せず挑み、天才と称される技術力を持っていた外科医イハンの信念は、“目の前の患者を救うこと”。そして、医療訴訟専門弁護士としてのイハンの信念は“目の前の依頼者を救うこと”。私利私欲を最優先に考える煩悩だらけの権力者たちにとって、その信念で協力者を増やしていき真実を暴こうとするイハンほど邪魔な存在はないだろう。
しかしイハンの復讐には多くの謎と困難がつきまとう。5年前の深夜に秘密裏に行われた手術は一体誰の手術だったのか? 事件の真相を知る証人の口を封じた人物、ジェイデン・リーの真の目的……緻密に計算された脚本と、細部までこだわった映像、リアリティあふれる演技に、見始めたら先が気になって止まらなくなること必至だ。
敵か味方か?ソ・ジソブ×シン・ソンロクの息を呑む演技対決
主人公ハン・イハンを演じたソ・ジソブと言えば、『主君の太陽』『オー・マイ・ビーナス』など、数々のドラマや映画に出演し、日本でも多くのファンを持つ韓国トップ俳優。そんなソ・ジソブが、2018年に韓国で放送されMBC演技大賞を受賞した『私の恋したテリウス〜A Love Mission〜』から4年ぶりのドラマ復帰作として選んだのが『ドクター弁護士』だ。天才外科医であり医療訴訟専門弁護士という設定はリアリティに欠けてしまいがちで、加えて主人公ハン・イハンは感情を表情に出さないタイプなので、非常に高度な演技力が必要とされる。しかしそこはさすがソ・ジソブ。イハンの心に秘めた復讐心、怒りや執念、そしてソギョンへの変わらない想いを、わずかな表情の変化だけで伝える繊細な演技を見せ、視聴者を『ドクター弁護士』の世界に引き込んでくれる。
物語のキーとなるもう一人の重要人物、ベールに包まれた男ジェイデン・リーを演じたのは、ミュージカル俳優としても活躍しているシン・ソンロクだ。ジェイデンは、政治家や政府組織の重要人物を説得する=ロビー活動と、投資を専門にする企業オーナーズハンドのアジア支部長で、ハイリスク・ハイリターンをモットーに、危険な状況にも怯まずにむしろ楽しんでいるように見える策略家。
シン・ソンロクと言うと、『星から来たあなた』や、『リターン-真相-』で演じた強烈な悪役のイメージが強い方も多いだろう。そんなシン・ソンロクが今回演じたジェイデンは、韓国ドラマでは珍しい設定の職業のロビイストで、敏腕で謎の多い男。類がない財力と人脈、大人の余裕を併せ持つハイスペックな男で、イハンの味方なのか敵なのかもはっきりはわからない。そんなミステリアスで危険な男の香りを漂わせるジェイデンを、シン・ソンロクは非常に魅力的に演じており、『ドクター弁護士』を通じて新たなファンが増えるのではという気にすらさせる。
ソ・ジソブ演じる実直なイハンと、シン・ソンロク演じる謎めいたジェイデン。正反対の魅力的なキャラクターを演じる2人の演技対決は必見だ。
また、その他にもバンソク病院の院長グ・ジンギ、同病院の弁護士ホ・ウンシル、ソギョンの上司の検事ペク・ガンホ、ユナの父で議員のイム・テウン、イハンの助手だったパク・ギテなど、脇役も一癖も二癖もある。立場も信念もバラバラな登場人物たちがどういう行動に出るのか推理しながら見ていくうちに、ドラマの世界にどっぷりハマってしまうはずだ。
自分の未来は自分の手で掴む!強く逞しい新たなヒロイン像
『ドクター弁護士』で活躍する、強く逞しい女性キャラクターも視聴ポイントの1つだ。イハンの元婚約者で検事のクム・ソギョンは大ヒットラブコメ『私のIDはカンナム美人』で日本でも人気の高い女優イム・スヒャンが熱演。議員令嬢で若くしてR&Dセンター所長に抜擢されるイム・ユナは現在『ペーパー・ハウス・コリア』に出演中のイ・ジュビンが演じた。二人とも誰かに守ってもらう弱い女性ではなく、確固たる信念を持ち、目的のためにはどんなことにも怯まない芯の強い女性。唯一の肉親であった弟を医療過誤で亡くした過去も持つ検事のソギョンは、犯罪者には厳しい処罰を与えるべきという確固たる信念を貫いており、非常に冷徹で無慈悲ですらある。反対に、無実で弱い立場の被告人のためなら、献身的で積極的に潔白を証明しようとする温かみと人間味を備えていて、こんな検事がいたらどんなに良いだろうかと思わずにはいられない魅力的なキャラクターだ。
一方のユナは、海外の名門大学を卒業し研究員として成功を納めたのち、韓国に帰国してR&Dセンター所長となった人物。申し分ないキャリアを歩んできて一見順風満帆な人生だが、世間からは親のコネで出世したと言われ、ずっと束縛から自由になって自分の力を証明したいという願望を持っている。政略結婚をさせようとする父親の支配下から抜け出すため、利害関係が一致するジェイデンと手を組むが、決して受け身でジェイデンに翻弄されることなく、意思の強さとバイタリティーを魅せてくれる。
自分の未来を自らの手で掴むために強く逞しくなったソギョンとユナが、イハンとジェイデンとそれぞれどんな関係を築いていくのかにも注目だ。
医学ドラマと法廷ドラマの要素を掛け合わせたスリリングなストーリー展開と、実力派俳優たちが魅せるリアリティあふれる演技、緊張感溢れる演出と、韓国ドラマらしい華麗な復讐劇要素も併せ持つ『ドクター弁護士』。先の読めないストーリー展開で見始めたら止まらなくなること必至のドラマ『ドクター弁護士』ぜひ、友人たちと推理しながら見てほしいドラマだ。
執筆:平松道子
■配信情報
『ドクター弁護士』
Disney+にて独占配信中!
配信URL:https://lin.ee/v3af6Zt/yfsz/news/0722
<キャスト>
ソ・ジソブ『私の恋したテリウス〜A Love Mission〜』『オー・マイ・ビーナス』『主君の太陽』
シン・ソンロク『カイロス〜運命を変える1分〜』『Vagabond / バガボンド』『リターン -真相-』
イム・スヒャン『私のIDはカンナム美人』『私がいちばん綺麗だった時』
<スタッフ>
監督:イ・ヨンソク「ヘチ 王座への道」「大風水」「イルジメ〔一枝梅〕」
脚本:チャン・ホンチョル「潜入弁護人〜Class of Lies〜」
【ストーリー】
韓国最高の医学部を首席で卒業し、エース外科医だったハン・イハンだったが、自身は成功したと思っていたはずの手術で一人の患者が亡くなり、彼は医師免許を剥奪された。4年後、イハンは医療訴訟を専門とする弁護士として法廷に立ち、何者かによって仕組まれたかつての患者の死の真相を明らかにしようとしていた。一方検事として働いていたイハンの恋人クム・ソギョンはイハンが行った手術によって、愛する家族を失った。信じていた恋人イハンへの想いは一夜にして憎悪へと変わり、医療過誤や過失を犯した者を罰しようと自ら動き出すが……。
■関連リンク
・Disney+公式サイト:https://disneyplus.disney.co.jp/
・Disney+公式Twitter:@DisneyPlusJP
・Disney+公式 Instagram:@disneyplusjp
・Disney+公式 Facebook:@DisneyPlusJP