桜田淳子「うちの家族は幸せ」合同結婚式の夫が本誌に語っていた統一協会入信後の生活

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7月8日に発生した安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件から一週間が経った。全容解明に向けて捜査が進められているが、連日大きな注目を集めているのがかつて「統一教会」の名前で知られた「世界平和統一家庭連合」だ。

「安倍元首相を撃った山上徹也容疑者(41)は、取り調べの中で母親がある宗教団体に入信し、多額の献金をした結果、破産したことからその団体に恨みを抱いたと供述。そして、団体と関わりのある安倍元首相に恨みを抱き、銃撃を決断したといいます。

そのことが報じられると、ネット上で“団体とは旧統一教会のことではないか”という意見が拡散し、11日に『世界平和統一家庭連合』は会見を開きました。会見で同連合の日本教会会長は、山上容疑者が会員になったことはない、とした上で、母親が会員であったことは認め、献金があったことも明かしていました」(全国紙記者)

14日、「読売新聞」は山上容疑者の母親が旧統一教会に献金した総額が、1億円にのぼるとみられていることを報じている。その後、「世界平和統一家庭連合」は母親に5000万円を返金したと発表したが、献金の詳細については調査中と説明。少なくとも、それだけの献金があったことが明らかになったのだ。

そんな統一教会は、かつて芸能界を賑わしたことも。’92年6月、「花の中三トリオ」として山口百恵さん(63)らと昭和のアイドル界を盛り上げた歌手・桜田淳子(64)が、韓国で行われる同団体の合同結婚式に参加することを記者会見で発表。一世を風靡した桜田の合同結婚式への参加表明は当時、“桜田の結婚は教団による洗脳では”と大騒動を巻き起こしたが、2カ月後の結婚式で桜田は会社役員の男性と結ばれることに。のちに桜田は芸能界をフェードアウトした。

その20年後となる’12年3月。本誌は桜田を直撃している。

夫と息子とともに買い物を楽しんでいた桜田は「すみません。答えられないんです……。私はマスコミの対応はしていないんです」とコメント。

本誌が「“統一教会に洗脳されていた”と思っていますか?」と尋ねると、夫は「さすがにそう思っていたら、今でもこうして淳子も僕も統一教会を信じてはいませんよ。宗教というのは入ってみなければわからない世界があるんです」と語った。

夫は「自分たちは自分自身で選択して入信、そして結婚に至った。教団に洗脳されたわけではない」と主張した。そこで最後に「今も幸せですか?」と問うと、夫は「もちろん、幸せですよ。うちの家族はね」と笑顔にーー。桜田も、夫の横顔を嬉しそうに眺めていた。