Snow Man岩本照、関西弁披露にメンバー愛「康二の地元でもある大阪で…」
公開まで、1週間となった映画『モエカレはオレンジ色』の舞台挨拶が1日大阪で開催。上映前に、本作を心待ちにしている客席を前に岩本照(Snow Man)と生見愛瑠が登壇した。
2人が登場するやいなや、客席は熱気に包まれテンションMAX。岩本「今日はほんまにありがとう!」、生見「今日は楽しんでってな〜」と暑い中足を運んでくれたお客様に2人揃って関西弁で挨拶をした。
舞台袖でも練習をしていたという冒頭の挨拶について、岩本が「(僕たちの)関西弁はどうでした?」と客席に問いかけると大きな拍手が沸き起こった。
大阪での思い出を聞かれた岩本は「舞台をやっていたときに、SixTONESのメンバーとUSJに行ったり、心斎橋に行ったり」と大阪らしいエピソードを披露。一方生見は「皆さんが明るく接してくれ、ごはんもおいしかった」と話し、2人して来阪を喜んだ。大阪出身のSnow Manのメンバー、向井(康二)の話になると岩本は、「康二の地元でもある大阪で、せっかくなら関西弁は話したいと思っていた」と明かし、メンバー愛を覗かせる一幕も。
本作で消防士役を演じた岩本の身体が仕上がっている話題になると、岩本からは「普通に生きていたらこれくらいにはなりますよ」とストイックな答えが飛び出した。あまりの消防士姿の似合いぶりについては「(かつて消防士だった過去が)あるんですかねえ?過去に」と自他ともに認め、客席からは笑いが起こった。
超シャイで真面目な消防士・蝦原を演じた岩本が役作りにおいて監督と話したことを尋ねられると「役作りというよりは、現場の雰囲気等について話していました。のびのびと演じさせてもらい、周りが作り上げてくれた蛯原だった」と話し、Snow Manでもリーダーを務める岩本らしい、座長としての作品への向き合い方が明らかに。
“ぼっち”JK・萌衣を演じた生見は「作りこんで臨むというよりは、まわりの人と相談しながら演じていました。ただ、泣くシーンが多かったので、そういった面では勉強になりました」と初ヒロインを務めた本作を振り返った。
本作のメッセージ性については「きゅんきゅんするシーンはもちろんですが、登場人物たちの言葉が前向きになれるような共感性があるところがいいところ」だと岩本は語り、「好きなものに対してまっすぐに向かっていく姿に勇気をもらいました」と生見は自身も背中を押されたようだった。
胸キュン救助シーンについて生見は「本当に消防士の方に助けられていると感じた」と岩本の安心感に太鼓判を押した。なんと生見は撮影中に、岩本だと思い「蛯原さん!」と呼びかけたら、本職の消防士の方だったというエピソードを明かし、客席は笑いに包まれた。
蛯原の後輩消防士役・児嶋を演じた浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr. )について岩本は、「役名の通り、元気にキャストやスタッフの皆さんに積極的にコミュニケーションを取りに行って、現場を盛り上げてくれた素直でいい子でした」と同じ事務所の後輩の印象を話した。
この夏にやりたいことを聞かれると、生見は「BBQ!」と答えた。たまたまBBQの具材柄のシャツを着ていた岩本が衣裳をアピールすると、岩本の茶目っ気に会場からは思わず笑いが。一方岩本は「河でテントサウナがしたい」と答えた。
俳優としての仕事について問われると岩本は、「ダンスや歌以外に表現するジャンルが増えて、とても楽しいです」と意気込みを語った。
主題歌の『オレンジkiss』については、「映画の世界観にあった刺さった歌詞に、自分でもいい曲だと思いました」と岩本は話した。
イベント終盤、本作では最初で最後となる来阪の記念に、岩本自らが自撮り棒を持って、観客と一緒に本作恒例の掛け声「今年の夏は皆でモエカレ!」と言いながら撮影を実施。興奮が抑えきれない様子のファンに、岩本、生見も笑顔を見せた。
生見からは「消防士の方のカッコよさが存分に伝わりますし、きゅんきゅんしていただけると思います!」とメッセージが送られ、岩本からは「夏にぴったりで、周りにいる人に想いを伝えたいと背中を押してくれる作品になっているので、何度も観てたくさんきゅんきゅんして楽しんでほしい」と話し客席からは大きな拍手が。
猛暑にも負けない熱気の中、イベントは大盛況で幕を閉じた。
『モエカレはオレンジ色』
7月8日(金)より全国公開
配給:松竹
© 2022「モエカレはオレンジ色」製作委員会 ©玉島ノン/講談社