(C)Yushi Machida

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 26日、阪神競馬場で行われた春のグランプリG1・宝塚記念は、ファン投票1位に輝いたタイトルホルダーがハイペースの展開から堂々と抜け出してG1・3勝目を飾った。

宝塚記念、勝利ジョッキーコメント
1着 タイトルホルダー
横山和生騎手
「すごく支持していただいてましたし、緊張はしてないですけど、良い結果を出さなければなと思っていました。今回で4回乗せていただいて、もうタイトルホルダーとの走りだったりだとか、リズム良く走れる雰囲気はもうしっかり掴めていたので、ゲート出てしっかり出して行って、それでも来るならもう来いというつもりで行きました。ペース速かったかもしれないですけど、本当にこの子とリズム良く走れればきっと良い結果が付いてくると思っていたので、僕が怯まないように馬を信じて走って行きました。何回も乗せてもらっているので、リズム良く直線に向ければきっと、タイトルホルダーはいつも頑張ってくれますし、直線もしっかり脚も残っていましたのでこれは良いんじゃないかなと思っていました。すごい今成長して、すごく良くなっている途中だと思うので、もちろん世界は甘くないと思いますけど、一緒に頑張って、僕も成長していかなければなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 6月26日、阪神11Rで行われた第63回宝塚記念(3歳上オープン・G1・芝2200m・18頭立て・1着賞金=2億円)は、横山和生騎乗の2番人気、タイトルホルダー(牡4・美浦・栗田徹)が勝利し、G1・3勝目を飾った。勝ちタイムは2分09秒7のレコードタイム(良)。

 2着に5番人気のヒシイグアス(牡6・美浦・堀宣行)、3着に4番人気のデアリングタクト(牝5・栗東・杉山晴紀)が入った。

宝塚記念のレース写真はこちらからファン投票1位に応える
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 ファン投票1位のタイトルホルダーが人気に応えてG1・3勝目を飾った。道中はパンサラッサが57秒台で飛ばしていくペースを見ながら単独2番手の位置へ。それでも余裕のある追走で手応え良く直線に向くと、早め先頭から後続を突き放しにかかり、2馬身差の圧勝劇だった。

 宝塚記念を勝ったタイトルホルダーは、父ドゥラメンテ、母メーヴェ、母の父Motivatorという血統。北海道新ひだか町・岡田スタッドの生産馬で、馬主は山田弘氏。通算成績は12戦6勝。重賞は21年弥生賞(G2)、菊花賞(G1)、22年日経賞(G2)、天皇賞・春に次いで5勝目。鞍上の横山和生騎手、管理する栗田徹調教師共に同レース初勝利。

【全着順】
1着 タイトルホルダー 横山和生
2着 ヒシイグアス D.レーン
3着 デアリングタクト 松山弘平
4着 ディープボンド 和田竜二
5着 マイネルファンロン M.デムーロ
6着 エフフォーリア 横山武史
7着 ウインマリリン 松岡正海
8着 パンサラッサ 吉田豊
9着 ステイフーリッシュ 坂井瑠星
10着 ギベオン 西村淳也
11着 ポタジェ 吉田隼人
12着 グロリアムンディ 福永祐一
13着 メロディーレーン 団野大成
14着 アリーヴォ 武豊
15着 アイアンバローズ 石橋脩
16着 アフリカンゴールド 国分恭介
17着 キングオブコージ 横山典弘
競走除外 オーソリティ C.ルメール