ロシア軍艦、1週間かけて日本列島をほぼ周回 襟裳岬沖〜宮古島近海〜日本海へ
海上自衛隊は、ミサイル艇「おおたか」などで警戒監視。
過去にも日本を一周するように航行したことあり
ロシア海軍の艦艇ウダロイI級駆逐艦(画像:統合幕僚監部)。
防衛省・統合幕僚監部は、ロシア海軍の艦艇ウダロイI級駆逐艦1隻、ステレグシチー級フリゲート3隻およびマルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦1隻の計5隻が、昨日2022年6月21日(火)午前7時頃に対馬海峡を北東進し、日本海に向けて航行したと発表しました。
これらの艦艇は、先週15日(水)に北海道の襟裳岬沖で確認された後、千葉県の犬吠埼沖、鳥島近海、宮古島近海の順に航行しており、約1週間かけて日本列島を周回したことになります。
今回のロシア軍艦の動向に対し海上自衛隊は、神奈川県の横須賀を母港とする第11護衛隊所属の護衛艦「あまぎり」と、長崎県の佐世保を母港とする第3ミサイル艇隊所属のミサイル艇「おおたか」で、情報収集や警戒監視を行ったとしています。