西九州新幹線の試運転ついに本格化 乗務員の訓練段階へ移行 開業までビュンビュン走る?
ついに開業カウントダウンと言っていいかも!
西九州新幹線の訓練運転始まる
西九州新幹線の開業がいよいよ近づいています。JR九州が2022年6月20日(月)より、「訓練運転」を開始しました。
試運転の様子(画像:JRTT鉄道・運輸機構)。
これまでも西九州新幹線では試運転が行われてきましたが、それは土木構造物や線路、架線、信号設備などの機能確認を目的とした走行試験で、西九州新幹線の建設主体であるJRTT鉄道・運輸機構の主導にて行われてきました。その確認試験が終了し、20日付でJRTTからJR九州へ鉄道施設管理の仮引継ぎが実施されました。
20日からはJR九州が主体となり、乗務員の訓練や車両の性能確認のための試験走行が始まりました。同日付けで西九州新幹線の運営を担う現業機関も発足しています。
訓練列車はN700S新幹線車両(かもめ)を使用し、武雄温泉〜長崎間を走ります(区間は運転日により異なる。時間帯はおおむね9〜18時ですが、早朝(6時頃)や夜間(23時頃)に走る場合もあるとのこと。260km/h以下で走行し、1日最大20本程度を運行するということです。
また、訓練列車の運転前(明け方頃)には、線路の安全確認車による点検も行われます。