【ユニコーンS】菅原明「スタミナが豊富」ペイシャエスが重賞初制覇
19日、東京競馬場で行われたG3・ユニコーンステークスは、7番人気のペイシャエスがゴール前で抜け出して勝利。横一線の追い比べを制して嬉しい重賞初制覇を飾った。
ユニコーンステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 ペイシャエス
菅原明良騎手
「スタミナが豊富で、心臓の良い子だなという印象だったので、最後もよく頑張ってくれたと思いますね。これまでは逃げだったり番手だったり、スムーズな競馬をしていたんですけど、ちょっと1600は忙しいなという雰囲気があったので、少しいつもより溜めるような感じでレースを心掛けて乗りました。狙い通りの位置で競馬を進められました。手応えは本当にいつも良くて、あとは進路を見つけるだけだなという感じだったので、馬が本当に強いので自分も余裕を持って乗れました。出世レースですし、こうやってコンビを組ませていただいて有り難い気持ちでいっぱいですね。(この馬の持ち味は)スタミナが豊富で長く脚を使ってくれるところだと自分では思っています。重賞を勝たせてもらいましたけど、G1だったりそういうレースを狙って、馬と一緒に成長していければなと思っていますので、頑張りたいと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
19日、東京競馬場で行われた11R・ユニコーンステークス(G3・3歳オープン・ダ1600m)は、菅原明良騎乗の7番人気、ペイシャエス(牡3・美浦・小西一男)が勝利した。クビ差の2着にセキフウ(牡3・栗東・武幸四郎)、3着にバトルクライ(牡3・美浦・高木登)が入った。勝ちタイムは1:35.2(良)。
1番人気で福永祐一騎乗、リメイク(牡3・栗東・新谷功一)は6着、2番人気で横山典弘騎乗、ハセドン(牡3・栗東・安田翔伍)は8着、3番人気で武豊騎乗、ジュタロウ(牡3・栗東・河内洋)は10着敗退。
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重賞初制覇7番人気の伏兵、菅原明良騎乗のペイシャエスが大混戦のゴール前を制した。レースでは7番手付近を追走し、馬群を縫うように内目から進出。入れ替わり立ち替わり横一線の追い比べとなったゴール前で、勝負根性を発揮し僅かクビ差抜け出して混戦を断ち切った。
ペイシャエス 7戦3勝
(牡3・美浦・小西一男)
父:エスポワールシチー
母:リサプシュケ
母父:ワイルドラッシュ
馬主:北所直人
生産者:高村伸一
【全着順】
1着 ペイシャエス
2着 セキフウ
3着 バトルクライ
4着 ヴァルツァーシャル
5着 タイセイディバイン
6着 リメイク
7着 ビヨンドザファザー
8着 ハセドン
9着 コンバスチョン
10着 ジュタロウ
11着 ロードジャスティス
12着 ティーガーデン
13着 インダストリア
14着 スマートラプター
15着 テーオーステルス