読めそうで読めない漢字、今回は「下司」です。

■正しい読み方は?

漢字「下」は音読みで「カ」「ゲ」、訓読みで「した」「しも」「もと」「さ(げる)」「くだ(る)」「お(ろす)」などと読みます。
漢字「司」は音読みで「シ」「ス」、訓読みで「つかさ」「つかさど(る)」などと読みますが、「下司」は何と読むのでしょうか?
小学館のデジタル大辞泉によると、「下司」は、

身分の低い役人。特に、中世、荘園の現地で実務を行った荘官のこと。京都にいる荘官の上司に対していう。

もうわかりますよね?

■正解は……?


「げし」と読みます!
また、「げす」と読む場合もあります。
例えば、
「下司な人だと裏で言われるのだけは避けたい」
「彼女があんな下司な男と付き合っていたなんて悲しい」
などと使います。
今回は、読めそうで読めない漢字「下司」をご紹介しました!
スマホやパソコンの普及で、書けなくても読めればなんとかなる時代ですが、いざという時に読めないと恥ずかしい思いをすることも……。
ぜひこの機会に覚えて使ってみてくださいね!
(渋谷区OLちゃん)
※解答は複数ある場合がございます。