※この記事は2017年07月27日にBLOGOSで公開されたものです

27日午後、民進党の蓮舫代表が定例会見で党代表を辞任することを発表した。蓮舫氏は昨年9月の党代表選に出馬し、前原誠司氏、玉木雄一郎氏を破って党代表に就任。その後、台湾籍と日本国籍の「二重国籍問題」を追及され、自身の戸籍情報の一部を公開していた。

蓮舫氏は、代表を辞任する理由について、「都議選は一つのきっかけではあるが、直接の原因ではない」とし、様々な要素を勘案した上で、「民進党が自民党に代わる受け皿になれないことは私の至らなさが原因」と語った。また、代表就任前後から注目を集めてきた国籍問題については、「今回の判断にはまったく入っていない」と自身の進退に影響はないと述べた。

また、一部で報道されている衆議院への鞍替えについては、「一度立ち止まる」とコメント。後任の代表については、「わが党には素晴らしい仲間がいるので、求心力の高い執行部ができることを祈っている」と応えた。