※この記事は2014年03月14日にBLOGOSで公開されたものです

写真一覧

3月23日に投開票が行われる大阪市長選に立候補しているマック赤坂氏、藤島利久氏の2人が、14日午後会見を開き、日本維新の会のスタッフを傷害罪、公職選挙法違反で告訴することを明らかにした。

元大阪市長である橋下徹氏の公開討論会への出席を求めていた両候補は、維新の会が行ったタウンミーティングに聴衆として参加。橋下氏に質問をしようとしたところ、大阪維新の会のスタッフによって、羽交い絞めにされるなどして強制的に排除されたという。

問題の場面の動画
・橋下徹候補入場からマック赤坂候補退場まで - 畠山理仁チャンネル

マック赤坂氏、藤島利久氏の2人は、自身を強制的に排除した維新の会スタッフ(氏名が不明のためA、B、C、Dとしている)を傷害罪で告訴。マック氏はこれに加えて、今後の選挙活動にも影響することから、公職選挙法でも告訴すると述べた。告訴にあたって、両氏は、今回の維新の会側の対応には、組織ぐるみの計画性があったことを強調。「スマイル!!でやりたいんですけれども、心の中は怒りでいっぱいです」と話した。

この告訴に協力しているのは弁護士の樺島正法氏。樺島氏は、橋下候補者が弁護士になった際に最初に勤めた事務所の弁護士、いわゆる“親弁”だという。

今回の告訴について、マック赤坂氏は「刑事告訴の形は被疑者になっていますが、一番トップの橋下氏、維新の会を相手にして戦いたい。とりあえず、今日の記者会見は刑事訴訟だが、東京に戻って民事訴訟、損害賠償をやりたいと思います。その時の相手先は、日本維新の会にしたいと思います」とも話した。

■関連リンク
・【大阪市長選】マック赤坂氏 都構想タウンミーティングでのトラブルに関する記者会見 - ニコニコ生放送
・「我々を引っ張り出したのは橋下徹だ」大阪市長選の立候補者が公開討論会実施を求め会見 - BLOGOS