「我々を引っ張り出したのは橋下徹だ」大阪市長選の立候補者が公開討論会実施を求め会見 - BLOGOS編集部

※この記事は2014年03月12日にBLOGOSで公開されたものです

niconico 写真一覧

3月23日に投開票が行われる大阪市長選に立候補している、二野宮茂雄氏、マック赤坂氏、藤島利久氏の3人の候補者が12日午前中、会見を行った。会見の中で、元大阪市長である橋下徹候補に対して、自分たちが実施する政策討論会への出席を呼びかけた。

元衆院議員秘書の藤島利久氏は、維新の会の議員への電話などを通じて橋下氏に共同記者会見もしくは、政策討論会を申し込んだものの一切無視され続けており、「この対応は非礼といわざるを得ない」と述べた。その上で、「『政策を戦わせたい』といって辞めたのは橋下さんでしょ。『誰か対抗馬にでてほしい』『政策を戦わせる場が欲しい』と橋下さんが選挙をつくったんじゃないんですか」と橋下候補者の対応を批判した。

マック赤坂氏は、先日橋下候補者が行ったタウンミーティングにおいて、直接公開討論会への参加を呼びかけたところ、「議論がかみ合わないのは見え見えである。私はそのかみ合わない議論に参加するつもりはない」と断られたことを明らかにした。その上で、「議論がかみ合わないから討論会があるんです。かみ合ったら討論会なんていりません」と討論会の必要性を改めて訴えた。

また、二野宮茂雄氏は「自分としては、反都構想なので、橋下さんが本当に民意を問いたいのであれば、僕と討論すべき」と述べた。

3人の候補者は、引き続き橋下候補者に対し、公開討論会への出席を呼びかける一方で、同氏の出席にかかわらず、3月14日11時より3名による討論会を実施する方向で調整を行うことを明らかにしている。