「楽しみながら生活を豊かに」をコンセプトのウェブマガジン『REISM STYLE』より、生活の中のさりげないワンシーンやアイテムを通して自己表現できる、とっておきの楽しみ方をご紹介いたします。

一人暮らしの間取りでは、デスクを置くスペースを確保しにくい…ということも珍しくないだろう。しかし、自宅で仕事をしたりパソコンを使ったりする時間が長い人の場合、テーブルとは別にデスクが欲しいはず。
そこで今回は、一人暮らしの部屋に置く、おすすめのデスクについてご紹介しよう。

 

一人暮らしの部屋にデスクを置くメリット

まずは、食事などに使うテーブルとは別にデスクを置くことによるメリットを見ていこう。

仕事や勉強用のスペースを確保できる
仕事や勉強に活用するデスクを置くことで、日常のさまざまなシーンで使うテーブルとは別のスペースを確保することができる。食事や読書、メイクなどの用途で使用するテーブルは、常に何かしら物があって雑然としていることも多いため、作業のためのデスクが別にあることで、集中しやすくなるだろう。

また、趣味などでパソコンを長時間使用する人にとっても、常にパソコンや周辺機器を置いておけるデスクがあると重宝するはずだ。

引き出しに収納スペースがある
デスクには引き出しが備わっているタイプもあり、これはテーブルにはない便利な機能といえるだろう。
仕事や勉強に使う資料などをまとめてデスクにまとめられる上、小物類も収納できるため、常に作業スペースをすっきりとさせておくことができる。

画像:REISM STYLE

一人暮らしの部屋にデスクは置ける?

そもそも、一人暮らしの限られたスペースにデスクが置けるかどうかについては、レイアウトや広さ、そして部屋に置いてある物次第といえるだろう。

どうしても、一人暮らしの部屋となると置ける家具は限られてくるが、工夫次第では6畳ほどの部屋でもデスクを置くことはできる。1Kの6畳間という一般的な一人暮らしの部屋であれば、最低限テレビやテーブル、ベッドを置いている人が多いだろう。ほかにも収納棚やソファ、本棚など、さまざまな家具を置いている人は珍しくない。

それに加えてデスクを置きたい場合は、家具の数や配置を見直して、スペースを確保することが求められる。デスク選びをきっかけに、部屋を片付けたり、不要な物を捨てたり売ったりすることで、スペースを確保できる可能性があるため、まずは自分の部屋の家具について見直してみよう。

 

一人暮らし向けのデスクの選び方

一人暮らしの部屋にデスクを置くとなると、サイズや収納力、どれだけ省スペースになるかといったことを十分に考慮する必要がある。ここでは、デスク選びの3つのポイントを見ていこう。

デスクのサイズは?

適切なデスクのサイズは部屋の形状や好みによっても変わってくるが、一般的には横幅が1mほどのデスクを選ぶ人が多い。パソコンや周辺機器を置くとなると、やはりそれなりの幅が必要となるため、パソコン作業を目的としてデスクを選ぶ場合はよく検討してみよう。

奥行きについても用途によってさまざまだが、パソコンを置くにしても90cm程度に収めて、部屋の圧迫感を減らしたいところだ。奥行きがあるほど圧迫感を与えてしまうため、パソコン用でない場合はできるだけ奥行きのない、横長タイプがおすすめ。

まずは用途を第一に考慮し、次に好みに応じて選ぶことで、失敗のリスクが大きく減らせるはずだ。その際は、デスク用の椅子を置くスペースについても忘れず考えるようにしよう。

 

収納力を重視する場合

簡易タイプではなく、本格的なデスクを選びたい場合は、パソコンや周辺機器、書類などを十分に収納できるタイプのデスクを選ぼう。コンセントやラック付きのデスクであれば、パソコン関連の機器をまとめて設置・収納できるため作業もしやすく、使い勝手もいい。テーブルなどに何かと物が多く、整理が苦手という人も重宝するはず。

収納力の高いデスクは、奥行きがたっぷりあるタイプが多いため、その分ほかの家具を減らしたり、十分にスペースを確保したりすることがポイントだ。

画像:REISM STYLE

省スペースを重視する場合

スペースが限られていて、省スペースを第一にデスクを選びたいという場合は、デスク付きベッドやロフトベッドなどのベッド一体型タイプという選択肢もある。狭い部屋の場合、ベッドもデスクも収納棚も…とばらばらに配置するより、1台で2つ以上の機能を持つ兼用家具を選ぶことで、効率的にスペースを活用することができる。

特に、しっかりデスクに向かって作業をしたい人の場合は、ロフトベッドとデスクが一体化しているタイプが重宝するだろう。本棚や収納棚が備わっている物もあり、1つで3つ以上の役割を果たしてくれる便利な兼用家具だ。

 

デスクをレイアウトするポイント

一般的な形状のデスクであれば、壁際や窓際などに置くことで、部屋の広さをある程度確保することができる。部屋の中央や、壁から微妙に離れた場所に置いてしまうと、中途半端なスペースが発生して部屋も狭くなるため、避けたほうがいいだろう。

また、デスクを壁のコーナーに沿って置けるのであれば、L字型のデスクを活用するのもおすすめだ。

 

用途やほかの家具との組合わせを考慮したデスク選びを

一人暮らしの部屋でも、ほかの家具との組合わせやレイアウト次第で、デスクを置くことは十分可能だ。まずはデスクの用途を明確にして、必要なサイズや欲しい機能を決めていこう。
デスクの配置を検討する中で、理想的なレイアウトや、実は不要な家具などがわかり、よりすっきりと機能的な部屋にすることもできるはずだ。

※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。