現行iPadは、4シリーズ5モデル! 乱立iPadの最適モデルの選び方
現在のAppleのタブレット端末「iPad」シリーズは4シリーズ5モデルが販売されている。Appleをよく知っている人でも、iPadを購入する際、どのモデルを購入すればよいのか、迷う人もいるだろう。
そこで今回は、現行のiPadの違いを解説する。
■現行iPadのラインアップ
現在販売されているiPadは、
・iPad(第9世代)
・iPad mini(第6世代)
・iPad Air(第5世代)
・iPad Pro(第3 / 5世代)
この4シリーズがある。
iPad Proは、画面の違いによって、
・11インチ(第3世代)
・12.9インチ(第5世代)
この2モデルがある。
したがって、現在のiPadは、4シリーズ5モデルが販売されているというわけだ。
iPadシリーズには、通信方式の違いによって、
・Wi-Fiモデル
・Wi-Fi+Cellularモデル
この2モデルがある。
〇Wi-Fiモデル
インターネットにWi-Fiで接続するため、
・公衆Wi-Fi
・モバイルWi-Fiルーター
いずれかの通信手段がないとインターネットに接続できない。
〇Wi-Fi+Cellularモデル
Wi-Fiモデルよりも高価であるが、Wi-Fi以外にSIMカードによる通信が可能だ。
・ドコモ
・au(KDDI)
・ソフトバンク
各キャリアで販売されているiPadは、そのキャリアのSIMカードが入っている。
アップルでWi-Fi+CellularモデルのiPadを購入した人は、自分でSIMカードを用意する必要がある。
〇ストレージ
iPadは、購入時にストレージ容量が異なるモデルを選択できる。
ストレージが大容量であれば、動画のようにファイルサイズの大きなデータも保存して編集もできるし、大量の動画や写真を持ち歩ける。
そのため、ストレージ容量は大きいに越したことはないが、容量が大きくなれば価格も高くなる。
価格を抑えるためにストレージ容量の小さいモデルを購入した場合、ストレージ不足が心配になる。こうしたストレージ不足を解消する方法としては、iCloudのようなクラウドサービスを利用して、クラウドにデータを置く方法もある。
インターネットにアクセスできる環境という制限はあるが、そのぶんiPadのストレージ容量不足を補うことができる。
12.9インチiPad Proのストレージは、128GB / 256GB / 512GB / 1TB / 2TBという容量の中から選択ができる。
■サイトでモデルを比較
アップルの公式サイトでは、各モデルを比較できるようになっている。
トップページのカテゴリから「iPad」をクリックすると、
・iPad Pro
・iPad Air
・iPad
・iPad mini
この4機種が選択でき、機種ごとのパフォーマンスも調べることが可能だ。
今まで発売されたiPadのモデルを比較できる。
それぞれの機種の説明ページの終わりには、「あなたにぴったりのiPadは?」という比較ページがあり「iPadの全モデルを比較する」というリンクがある。
このリンクを選択すると、
アップルが今まで発売したiPadのすべてのモデルから、一度に3つのモデルを比較することができる。
また「購入のご相談はスペシャリストまで。今すぐ相談する」を選択すれば、アップルのスタッフと購入の相談ができる。
■モデル別購入指南
〇コスパ最強。入門者 / 家族向け「iPad」
iPadシリーズの中で、もっともコスパに優れたモデル。
コスパ最強モデルと言ってもよいだろう。
実際、Wi-Fiモデルを比較すると、
・iPad 3万9,800円
・iPad mini 5万9,800円
・iPad Air 7万4,800円
・iPad Pro(11インチ) 9万4,800円
・iPad Pro(12.9インチ) 12万9,800円
※価格は、すべて税込み
無印iPadであれば、3万台から入手が可能だ。
無印iPadは、画面は10.2インチと、iPad Pro(11インチ)に近い画面サイズを誇る。
プロセッサはA13 Bionicチップであるため、現行のiPadシリーズの中ではもっともパフォーマンスが低いものの、ほとんどのiPadアプリは軽快であるため、よほど重たいアプリでなければ、ストレスは感じないだろう。
現在のiPadシリーズで唯一のLightningコネクタを備える。通信は4G LTEであり、5Gでないことに注意したい。
別売のApple Pencilは第1世代のみに対応。第2世代のようにマグネットでiPad本体に取り付けたり、ワイヤレスで充電したりすることはできない。
キーボードは、Smart Keyboardが使用できる。
初めてiPadを購入する人、親にiPadをプレゼントしたい人には最適なモデルと言えるだろう。
コスパ最強の「iPad」は、3万円台から購入できる。
〇携帯性重視!もっとも小さい「iPad mini」
「iPad mini」は、携帯性を重視したい人に最適なモデル。
現在のiPadシリーズの中で、もっとも小さく軽い。
本体の重さは、Wi-Fiモデルで比較すると、
・iPad 約487g
・iPad mini 約293g
・iPad Air 約461g
・iPad Pro(11インチ) 約466g
・iPad Pro(12.9インチ) 約682g
iPad miniは、もっとも重いiPad Pro(12.9インチ)に比べて、半分以下の軽さとなる。
現行iPadシリーズの中で、もっとも小さく軽量な「iPad mini」。
A15 BionicチップはM1チップの1世代前のチップだが、iPadのA13 Bionicチップの2世代後のチップであり、動画もストレスなく編集できるパフォーマンスを誇る。
コネクタは、USB Type-C。通信は5Gに対応する。
Apple Pencil 第2世代に対応。iPad mini本体に取り付けて持ち歩けば、第1世代のようにバッテリー切れでペンが使えないという事態も起こらない。
キーボードは、Bluetoothキーボードのみだが、サードパーティー製のBluetoothキーボードの中には、ケース一体型キーボードも存在する。キーボードが必要な人は、そういうキーボード一体型ケースを購入すれば、不便は感じないだろう。
〇カラフルなスタンダードモデル「iPad Air」
ひと言でいえば、カラフルなスタンダードモデルと言える。
M1チップを搭載したiPadで、もっとも安価な製品。
M1チップにより、一世代前のモデルに比べて最大60パーセントも高速に動作する。
グラフィックスを駆使したゲームで遊んだり、3次元の部屋をデザインしたりするにも十分なパフォーマンスを備える。
画面は10.9インチのオールスクリーンであるため、画面が見やすい。
カラフルなボディが選択できるのも大きな特徴だ。
・スペースグレイ
・ピンク
・パープル
・ブルー
・スターライト
の5色が用意されている。
カラフルなスタンダードモデル「iPad Air」。
コネクタはUSB Type-C、通信は5Gに対応する。
Apple Pencil 第2世代にも対応。
キーボードは、Magic KeyboardとSmart Keyboard Folioに対応するため、好みのキーボードを選択できる。
「iPad Air」を購入しておけば、クリエイティブな作業でも支障ないだろう。
〇動画編集、イラスト制作にも最適なハイエンドモデル「iPad Pro」
ハイエンドモデル「iPad Pro」は、動画編集やイラスト制作がしたい人にオススメ。
画面サイズの違いで、
・11インチ 2388×1668ピクセル
・12.9インチ 2732×2048ピクセル
この2種類がある。
12.9インチは11インチに比べて、
・画面サイズが大きい
・一画面に表示できる情報量が多い(ピクセルが多い)
・画面がきれい(XDRディスプレイ)
この3つの違いがあるものの、ほかの機能ではほぼ変わらない。
11インチと12.9インチがある、ハイエンドモデル「iPad Pro」。
コネクタはUSB Type-C、通信は5Gに対応する。
Apple Pencil 第2世代に対応。
キーボードは、Magic KeyboardとSmart Keyboard Folioに対応するため、好みのキーボードを選択できる。
とにかく高性能なiPadが欲しい人は「iPad Pro」を選択すれば、後悔することはないだろう。
iPadを購入するときは、アップルの公式サイトで各モデルを比較して、納得してから購入するとよいだろう。
・iPadのモデルを比較する
・iPad - Apple(日本)
ITライフハック 関口哲司
そこで今回は、現行のiPadの違いを解説する。
■現行iPadのラインアップ
現在販売されているiPadは、
・iPad(第9世代)
・iPad mini(第6世代)
・iPad Air(第5世代)
・iPad Pro(第3 / 5世代)
この4シリーズがある。
iPad Proは、画面の違いによって、
・11インチ(第3世代)
・12.9インチ(第5世代)
この2モデルがある。
したがって、現在のiPadは、4シリーズ5モデルが販売されているというわけだ。
iPadシリーズには、通信方式の違いによって、
・Wi-Fiモデル
・Wi-Fi+Cellularモデル
この2モデルがある。
〇Wi-Fiモデル
インターネットにWi-Fiで接続するため、
・公衆Wi-Fi
・モバイルWi-Fiルーター
いずれかの通信手段がないとインターネットに接続できない。
〇Wi-Fi+Cellularモデル
Wi-Fiモデルよりも高価であるが、Wi-Fi以外にSIMカードによる通信が可能だ。
・ドコモ
・au(KDDI)
・ソフトバンク
各キャリアで販売されているiPadは、そのキャリアのSIMカードが入っている。
アップルでWi-Fi+CellularモデルのiPadを購入した人は、自分でSIMカードを用意する必要がある。
〇ストレージ
iPadは、購入時にストレージ容量が異なるモデルを選択できる。
ストレージが大容量であれば、動画のようにファイルサイズの大きなデータも保存して編集もできるし、大量の動画や写真を持ち歩ける。
そのため、ストレージ容量は大きいに越したことはないが、容量が大きくなれば価格も高くなる。
価格を抑えるためにストレージ容量の小さいモデルを購入した場合、ストレージ不足が心配になる。こうしたストレージ不足を解消する方法としては、iCloudのようなクラウドサービスを利用して、クラウドにデータを置く方法もある。
インターネットにアクセスできる環境という制限はあるが、そのぶんiPadのストレージ容量不足を補うことができる。
12.9インチiPad Proのストレージは、128GB / 256GB / 512GB / 1TB / 2TBという容量の中から選択ができる。
■サイトでモデルを比較
アップルの公式サイトでは、各モデルを比較できるようになっている。
トップページのカテゴリから「iPad」をクリックすると、
・iPad Pro
・iPad Air
・iPad
・iPad mini
この4機種が選択でき、機種ごとのパフォーマンスも調べることが可能だ。
今まで発売されたiPadのモデルを比較できる。
それぞれの機種の説明ページの終わりには、「あなたにぴったりのiPadは?」という比較ページがあり「iPadの全モデルを比較する」というリンクがある。
このリンクを選択すると、
アップルが今まで発売したiPadのすべてのモデルから、一度に3つのモデルを比較することができる。
また「購入のご相談はスペシャリストまで。今すぐ相談する」を選択すれば、アップルのスタッフと購入の相談ができる。
■モデル別購入指南
〇コスパ最強。入門者 / 家族向け「iPad」
iPadシリーズの中で、もっともコスパに優れたモデル。
コスパ最強モデルと言ってもよいだろう。
実際、Wi-Fiモデルを比較すると、
・iPad 3万9,800円
・iPad mini 5万9,800円
・iPad Air 7万4,800円
・iPad Pro(11インチ) 9万4,800円
・iPad Pro(12.9インチ) 12万9,800円
※価格は、すべて税込み
無印iPadであれば、3万台から入手が可能だ。
無印iPadは、画面は10.2インチと、iPad Pro(11インチ)に近い画面サイズを誇る。
プロセッサはA13 Bionicチップであるため、現行のiPadシリーズの中ではもっともパフォーマンスが低いものの、ほとんどのiPadアプリは軽快であるため、よほど重たいアプリでなければ、ストレスは感じないだろう。
現在のiPadシリーズで唯一のLightningコネクタを備える。通信は4G LTEであり、5Gでないことに注意したい。
別売のApple Pencilは第1世代のみに対応。第2世代のようにマグネットでiPad本体に取り付けたり、ワイヤレスで充電したりすることはできない。
キーボードは、Smart Keyboardが使用できる。
初めてiPadを購入する人、親にiPadをプレゼントしたい人には最適なモデルと言えるだろう。
コスパ最強の「iPad」は、3万円台から購入できる。
〇携帯性重視!もっとも小さい「iPad mini」
「iPad mini」は、携帯性を重視したい人に最適なモデル。
現在のiPadシリーズの中で、もっとも小さく軽い。
本体の重さは、Wi-Fiモデルで比較すると、
・iPad 約487g
・iPad mini 約293g
・iPad Air 約461g
・iPad Pro(11インチ) 約466g
・iPad Pro(12.9インチ) 約682g
iPad miniは、もっとも重いiPad Pro(12.9インチ)に比べて、半分以下の軽さとなる。
現行iPadシリーズの中で、もっとも小さく軽量な「iPad mini」。
A15 BionicチップはM1チップの1世代前のチップだが、iPadのA13 Bionicチップの2世代後のチップであり、動画もストレスなく編集できるパフォーマンスを誇る。
コネクタは、USB Type-C。通信は5Gに対応する。
Apple Pencil 第2世代に対応。iPad mini本体に取り付けて持ち歩けば、第1世代のようにバッテリー切れでペンが使えないという事態も起こらない。
キーボードは、Bluetoothキーボードのみだが、サードパーティー製のBluetoothキーボードの中には、ケース一体型キーボードも存在する。キーボードが必要な人は、そういうキーボード一体型ケースを購入すれば、不便は感じないだろう。
〇カラフルなスタンダードモデル「iPad Air」
ひと言でいえば、カラフルなスタンダードモデルと言える。
M1チップを搭載したiPadで、もっとも安価な製品。
M1チップにより、一世代前のモデルに比べて最大60パーセントも高速に動作する。
グラフィックスを駆使したゲームで遊んだり、3次元の部屋をデザインしたりするにも十分なパフォーマンスを備える。
画面は10.9インチのオールスクリーンであるため、画面が見やすい。
カラフルなボディが選択できるのも大きな特徴だ。
・スペースグレイ
・ピンク
・パープル
・ブルー
・スターライト
の5色が用意されている。
カラフルなスタンダードモデル「iPad Air」。
コネクタはUSB Type-C、通信は5Gに対応する。
Apple Pencil 第2世代にも対応。
キーボードは、Magic KeyboardとSmart Keyboard Folioに対応するため、好みのキーボードを選択できる。
「iPad Air」を購入しておけば、クリエイティブな作業でも支障ないだろう。
〇動画編集、イラスト制作にも最適なハイエンドモデル「iPad Pro」
ハイエンドモデル「iPad Pro」は、動画編集やイラスト制作がしたい人にオススメ。
画面サイズの違いで、
・11インチ 2388×1668ピクセル
・12.9インチ 2732×2048ピクセル
この2種類がある。
12.9インチは11インチに比べて、
・画面サイズが大きい
・一画面に表示できる情報量が多い(ピクセルが多い)
・画面がきれい(XDRディスプレイ)
この3つの違いがあるものの、ほかの機能ではほぼ変わらない。
11インチと12.9インチがある、ハイエンドモデル「iPad Pro」。
コネクタはUSB Type-C、通信は5Gに対応する。
Apple Pencil 第2世代に対応。
キーボードは、Magic KeyboardとSmart Keyboard Folioに対応するため、好みのキーボードを選択できる。
とにかく高性能なiPadが欲しい人は「iPad Pro」を選択すれば、後悔することはないだろう。
iPadを購入するときは、アップルの公式サイトで各モデルを比較して、納得してから購入するとよいだろう。
・iPadのモデルを比較する
・iPad - Apple(日本)
ITライフハック 関口哲司