大橋卓弥がコールドプレイの名曲を熱唱!“SING愛”にあふれた『SING/シング:ネクストステージ』公開記念イベント【レポート】

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全国公開を3月18日(金)に控えた映画『SING/シング:ネクストステージ』の公開記念LIVEイベントが3月10日(木)に実施。WEBでも生配信され注目を集めたその模様のオフィシャルレポートが到着しました。

【動画あり】「大橋卓弥の美声」は必見!歌唱シーン特別映像はこちら

大ヒットを記録した『SING/シング』から5年。待望の最新作の公開を記念したイベントには、ゴリラのジョニーを演じる大橋卓弥(スキマスイッチ)、ブタのグンターを演じている斎藤司(トレンディエンジェル)、ヤマネコのヌーシーを演じるakane、前作に続き日本語吹替版音楽プロデューサーを務めた蔦谷好位置の4名が登場しました。

なお当日の模様は、LINE LIVEで3月25日(金)までアーカイブ配信中です。

”SING愛”にあふれたダンスを披露!

いよいよ公開が近づいてきた『SING/シング:ネクストステージ』が、公開記念LIVEイベントを敢行!

WEB生中継を数十万人が視聴し今か今かと待ちわびるなか、斎藤司(トレンディエンジェル)とakaneがMCの呼び込みを振り切るほどのノリノリなダンスで登場!

それぞれが演じたグンターとヌーシーのキャラクターをイメージした煌びやかな衣装に身を包んだ2人は、揃って審査員を務めた本作のダンス・キャンペーン「〜DREAM BIG DREAMS あなたの夢を応援します!〜」の入賞チームとダンスパフォーマンスを披露するとあって、その選考を振り返り、斎藤は

「甲乙つけるのが本当に難しい!R-1グランプリのバカリズムさん方式で自分なりに、ダンスについては素人ですが、楽しそうならオッケーじゃないかなと思って決めさせて頂きました。音楽が流れるとつい身体が踊っちゃいますね、楽しみです!」

とコメント。プロの振付師であるakaneは

「何より”SING愛”が伝わるチーム!小さなお子さんから大人の方までたくさんの方が参加してくださって、衣装もロケーションもいろんなこだわりがあったんですが、踊りもオールジャンルなチームを選ばせて頂きました。このビッグステージと中継を見てくださっている皆さんの前で、とにかく楽しんで踊ってほしいです!」

とポイントを解説しながら激励。期待感が高まったステージで、見事に入賞を果たした2チーム、Studio HANA! Cチーム、プチLABOが、劇中でもジョニーがダンスに挑戦する愉快なシーンの曲「Tippy Toe(ティッピー・トーズ)」に乗せ、迫力たっぷりなパフォーマンスを生披露!!

それぞれのアレンジと魅力にあふれたダンスを間近で見守った斎藤は、「静と動の共存ですね」とキリっと語りだし、「ゆっくりしたところからのバク転とか、ショー的なステージングもあって、見入っちゃいました」と胸打たれた様子。

akaneも続けて

「圧巻のステージでしたね!Studio HANA!さんは世界大会でも数々優勝しているチームで、プチLABOさんもミュージカルなどプロで活躍されている方ばかりのチームなので、実力のあるチームの素晴らしいパフォーマンスでした」

と語り、両チームのリーダーからの「素敵なステージに立たせていただきありがとうございました!SINGの映画楽しみにしています!」と感激と感謝のコメントに会場は大きくあたたかな拍手に包まれました。

大橋卓弥が、コールドプレイのあの名曲を披露!

熱気に満ちたステージに、続いて大橋卓弥(スキマスイッチ)と蔦谷好位置が登場!

自身が演じるジョニーのキャラクターをイメージしたジャケットを羽織った大橋は「いま僕も裏で中継を見ていたんですが、視聴数がグーっと上がっていて凄いんです!嬉しいですね!」と興奮気味。劇中でもジョニーが熱唱するコールドプレイの名曲「A SKY FULL OF STARS」をこのあと生披露するということで、

「映画でもクライマックスで歌われるんですが、すごい盛り上がりなんです。しかもジョニーはダンスをしながら歌うので、その息遣いも気を付けながら、蔦谷くんにディレクションしていただきながら録りました」

と収録を振り返りました。

続く蔦谷から

「卓弥くんが本当に忙しいときに疲労困憊でやってくれて、ジョニーもそういう状況になるのでリンクしてたんです!akaneさんが演じたヌーシーはジョニーのダンスの先生でもあるし、一緒にパフォーマンスをしてくれるのも楽しみですし、斎藤さんのグンターも新たな魅力がたくさんあって、でもいま何で一緒に踊るかはわからないんですが(笑)」

と明かされ、話を向けられた斎藤は「どこにでも顔突っ込みますから!あとちょうど2〜3屈伸で準備おっけーです」と会場を沸かせ、いよいよパフォーマンスの準備へ。

大橋「これはちょっと僕ヤバイぞ…!と思いました」

イントロが流れピンスポットに照らされた大橋が歌いだすと会場全体がうっとりと聴き入り、曲の盛り上がりに合わせて斎藤&akane&ダンサーチームが登場すると、大勢の笑顔と喜びがあふれた、圧倒的なパフォーマンスを展開!

ボルテージMAXのステージの最後には金銀テープが発射され、興奮冷めやらぬまま大橋は「(すぐ隣で斎藤とakaneが激しく躍っていて)僕も踊るかどうしようかと思ったんですが(笑)、僕はダンスがめっきりダメですがジョニーが映画でしっかり踊りますので!」とアピール。

息があがって落ち着かない斎藤は「すいません…楽しかった…膝が曲がらない…」と屈伸さえもできなくなるほど渾身のダンスだったことをにじませ、akaneも「私も息あがってます…!大橋さんの生歌で一緒に踊れて何よりうれしかったです!すごく楽しかった!貴重な機会をありがとうございました!」と全力を尽くしてステージを盛り上げました。

パフォーマンスの余韻そのままに、映画やアフレコ収録について皆で振り返り。

大橋が「前作のプロモーションで一時期いろいろと回らせて頂いていてすごく楽しかったんです。ついこのあいだのことのようですが5年も経ってるんですよね。今日も楽しみでした」と切り出すと、斎藤が「まさか、念願のミュージックステーションにも大橋さんと出させて頂いて光栄ですし、もうちょいで『卓弥くん』と呼べるんじゃないかと。いやダメですね」と返し、大橋は「呼んでくださいよ!同い年ですし!」と距離が近づいている様子。

蔦谷は「なによりオリジナルの英語の楽曲が大事なので、それを忠実に再現するのが日本語に訳した時点で難しいんですが、息づかいやリップシンク、ピッチなどすべて含めて、演じた皆さんと一生懸命作り上げていきましたので、かなりの完成度になってます。いしわたり淳治くんが日本語の歌詞を本当によく作ってくれて、口が映っていないところはズレても、口が映っているところは完璧に合わせようとしてます」と豪語。

大橋は「最初は自分が思っていたように声が出なくて、時間をもらってウォーミングアップをやりなおしたり。息遣いや口に合わせたりする細かいところを、一回オリジナルをチェックしてみよう、とかやりながら一緒に作っていった。いつものレコーディングとは違う楽しさがありました」と回顧。

斎藤は「僕は今回のほうが歌が少なくて、蔦谷さんに『もっと歌わせろ!』と喧嘩売ってました(笑)」と消化不良だったようだが、蔦谷から「斎藤さんはクールに15分で終わらせると言ってたんですが、25分かかってました(笑)」とバラされ万事休す。

そして普段はダンスの振付師、もちろん初めての声優挑戦となったakaneは「オーディションのお話を頂いたとき、演技もしたことが無いので大丈夫かなと思ってたんです。ダンサーの役だったんで、自分も踊ってみてからセリフをしゃべったりして、自分が感じていた部分も入れてやってみました」と明かすと、一同から「ビックリした!本当に上手!!」と大絶賛。

さらに大橋は「僕はakaneさんの声が入った状態で収録だったんですが、本当に声優さんのようで、これはちょっと僕ヤバイぞ…!と思いました。すごい自然でしたよね!」と振り返りakaneも照れ気味の様子。

稲葉浩志の収録エピソードも披露!

また最新作ではエンターテインメントの聖地でのショーに挑むということで、それぞれの”夢のステージ”について話が及ぶと、大橋は

「ap bank fesでミスターチルドレンの桜井さんと歌わせて頂いた光景はいまも忘れません。憧れのヒーローとの共演でした。自分の主催の”スキマスイッチ・フェス”をいつかできたら、大好きで尊敬する方々を呼んで開催するのは夢ですね」

と明かすと、斎藤がすかさず「出ますけど」と一言。そこで”卓弥”と呼べることを祈られながら会場を笑いに包みました。

斎藤自身は「若手のときはルミネtheよしもとの舞台が夢で、いろいろな大きい会場でやらせていただいたんで、あとはハリウッドだけですね」と野望を明かし、akaneは「私は裏方なので、もし夢が叶うなら次の『SING/シング』のアニメーションの振付けとかやれたら良いですね」、蔦谷も「夢のまた夢ですが、グラミー賞の授賞式を観に行って凄かったので、何かしらで、もしもそんな機会があったら蓄音機持ち上げてみたいですね」といずれも大きな夢を語りました。

それぞれにとっての『SING/シング』という作品について聞かれると、大橋が

「ジョニーはいつも、出来ないところからどんどん自分の力で夢を掴んでいく。今作もダンスにチャレンジして、未知の世界に踏み込んでいく姿に勇気づけられるんです。他のキャラクターもみんなひたすらに一生懸命で感動して涙が出てくる作品です」

と語り、斎藤は

「グンターのことを好きでいてくれる子どももお笑いの営業にも多く来てくれて嬉しいし、運命の相手、もう一人の自分、というか。自分の子どもはまだグンターの声が僕だとよくわからないみたいで、あれブタ?カッパ?と西遊記みたい。よりパワーアップして心に響く作品になりました」

と笑わせ、本作から初参加となったakaneも

「前作がもう大好きで、挑戦することの大切さを教えてくれる作品で、私も声優という今まで経験したことのないチャレンジで演じる楽しさを感じさせてもらった。無理だということもあきらめてはいけないんだぞ、ということも感じてもらえたらと思います。まだ自分の演技がどうなのか怖くて完成版を観ていないんですが、こうして良かったと言っていただけたので公開日に観に行こうと思います」

とコメント。蔦谷は

「前作のオファーをいただいたときに、吹替え版を作るということは、多くの子どもたちも観られるので素晴らしい音楽を伝えるチャンスだと思って、大きな成功だったと思っています。2作目で改めて本当に素晴らしい楽曲たちだと思いましたし、皆さんが歌ってくれてさらに輝いたのでさらに魅力が伝わると思います

と力説。

さらに、伝説のロックスターであるライオンのクレイ・キャロウェイを演じた稲葉浩志さんとの収録について聞かれた蔦谷は、身が引き締まるような表情で「いやもう、僕たちの大スターで、本当に光栄の極みです。謙虚に一生懸命に取り組んでくださって、めちゃくちゃカッコよかったです」としみじみ振り返り。

斎藤も「合間に、少し歌っていただけませんか、とか聞きたくなっちゃいますよね…!」と重ねたりと全員ウズウズした様子で聞く一幕も。

本作の全国公開が翌週に近づき、この豪華キャスト陣が披露する圧倒的なパフォーマンスを体感できる日はもうすぐそこ。徐々にあたたかさをのぞかせ春の到来を感じさせる日本に、”SING旋風”が吹き荒れることを予感させる、大興奮のLIVEイベントとなりました。

『SING/シング:ネクストステージ』作品概要

■監督・脚本:ガース・ジェニングス ■製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
■日本語吹替版キャスト:内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、坂本真綾、田中真弓、大地真央ほか
■日本語吹替版新キャスト: ジェシー (SixTONES)、アイナ・ジ・エンド、akane、稲葉浩志
■キャスト:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、トリー・ケリー、ニック・クロールほか
■新キャスト:ボビー・カナヴェイル、ホールジー、ファレル・ウィリアムス、ニック・オファーマン、レティーシャ・ライト、エリック・アンドレ、チェルシー・ペレッティ、ボノ (U2)、ほか
■配給:東宝東和
3月18日(金)全国ロードショー

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