無印「不揃いバウム」でつくるフレンチトースト。簡単なのに超絶おいしい
無印良品と言えば「不揃いバウム」を思い浮かべる方も多いのでは? お手頃価格なのに、味は抜群でついつい購入してしまいますよね。そんな不揃いバウムを使ったアレンジレシピがSNSで話題だと教えてくれたのは、食に詳しいライターの高木沙織さん。今回は子どもから大人まで大好きなあのスイーツをつくってくれました!
無印のバウムクーヘンがフレンチトーストに進化…!
バニラアイスでプリン、ヨーグルトで生チョコをつくったり。レシピサイトや情報サイトを覗くと、“そのままでも十分おいしいもの”を使ったアレンジレシピがいろいろと生み出されていてビックリ。
しかも、そのどれもが、味に間違いがない組み合わせだったり、調理が簡単だったりするものだから、つい試してみたくなっちゃいますよね!
ちなみに筆者が今、猛烈に気になっているのは、無印良品の人気商品「不揃いバウム」でつくるフレンチトースト。…これ、つくる前からおいしい予感しかしませんよね?
●無印「不揃いバウム」がフレンチトーストに変身?
無印良品の人気商品「不揃いバウム」シリーズ。
焼きあげる際に形が崩れてしまう両端の部分や、焼きムラ、凹凸によって規格外になった部分までを商品として活かしているというこちら。“不揃い”と謳いながらも、とてもキレイなフォルムと、ちょっと小腹が減ったときに食べ切るのにジャストなサイズ感は、つい手に取ってしまうという方も多いのでは?
そして、もうひとつの魅力は…
きなこや黒糖、宇治抹茶、塩キャラメル、バナナ、紅茶…。季節限定のチョコがけショコラやさくらなど、ほかにも和から洋とさまざまなフレーバーのバウムがずらりとそろっていることでしょう。
そんな「不揃いバウム」シリーズなのですが、“バウム”というのだから、もちろん“バウムクーヘン”ですよね。それを、なんとフレンチトーストという別の食べ物にアレンジしてもおいしいのだそう!
そこで今回は、「不揃い ミルクバウム」と「不揃い いちごバウム」を使ってフレンチトーストづくりに挑戦してみたいと思います。
材料は、好きなフレーバーの「不揃いバウム」のほかに卵、牛乳、バターの3つのみ。
それでは早速、調理スタートです。
●すでに完成したスイーツが、別のスイーツに変化!
ここからは、「不揃い ミルクバウム」を使ったフレンチトーストづくりをレポートしていきたいと思います。
【材料】
「不揃い ミルクバウム」 1個 卵 1個 牛乳 50ml バター 7gフレンチトーストの卵液には、バニラエッセンスと砂糖を加えることもありますが、ここでは、もともと甘みがしっかりとついた不揃いバウムを使うので、卵と牛乳、バターで味つけは十分かと。
ではまず、「不揃い ミルクバウム」を1.5cm幅にカットしましょう。
そして、卵と牛乳をボウルに入れてよく混ぜたら、そこに浸します。バウムの内部までしっかりと卵液を染み込ませたいので、5時間ほど放置。
時間がないときは、卵液をからめる程度でOK。
たまに、裏表をひっくり返します。
あとは、熱したフライパンにバターを溶かし、卵液に浸した「不揃い ミルクバウム」を焼いていくだけ。このときの「不揃い ミルクバウム」は、だいぶヒタヒタなので、形が崩れないようにソーッと。
バターとバウムクーヘンの甘くて、いい香り。
●ついに「フレンチバウム」が完成…!
裏表、両面にうっすらと焼き色がついたら、お皿に盛りつけます。
最後に、ホイップクリームやフルーツ、メープルシロップ、粉砂糖などを、お好みでトッピングしたら完成!
ちなみに「不揃い いちごバウム」ver.も、同じ分量・同じ手順でつくることができますよ。
すでにおいしいものが、さらにおいしくなりました。
生地を何層にも重ねて焼きあげるバウムクーヘンは、密度が濃いというか、食べていてぎっしりとつまった感じがするのですが、卵液にしっかりと浸したことでジュワーッと、ふんわりと。とろけるような口当たりに。
バウムクーヘンの層の部分は活きているのに、フワッフワ。バウムクーヘンとは別物…と言っていいのか、そうではないのか。これは、バウムクーヘン×フレンチトーストのいいとこ取り! ですね。
食パンやバゲットを使ってつくるものとはまた異なる、なんとも不思議な初めての食感です。
ミルク味でつくると、素朴で優しい甘さ。いちご味でつくると、甘酸っぱさが感じられて、これもまたいい。ほかにも、まだまだたくさんのフレーバーがあるので、いくらでも楽しめちゃう。「不揃いバウム」がフレンチトーストに変身…大いにアリです!