大阪の魅力を発信する「バーチャル大阪」2月28日から本格展開 「新市街」エリアが登場 スマホ、PCから参加可能
●都市連動型メタバース「バーチャル大阪」
「バーチャル大阪」は2021年12月にプレオープンした都市連動型メタバース。大阪府、大阪市が提供、KDDI、吉本興業、博報堂からなる「KDDI共同企業体」が受託、制作を行っている。2025年開催の大阪・関西万博に先がけ、大阪の都市の魅力を国内外に発信すると共に“City of Emergence”(創発する都市)をテーマに、さまざまな人が集まり、一人ひとりの新たな体験や表現を通じ、大阪の新たな文化の創出・コミュニティの形成にも寄与することを目的としている。
「新市街」エリアでは道頓堀をモチーフにした大阪ならではの空間や、大阪城や梅田スカイビルといった大阪市内の代表的なランドマークを配置する。また、広場ではビルを上ることができるアスレチックなど、バーチャルならではの新しいアトラクションも登場する。バーチャル大阪はVRデバイス、スマートフォン、PC/Macから参加することが可能。
今後は音楽ライブやアニメとのコラボレーションイベントのほか、実際に買い物体験が可能なバーチャル商店街のオープンも予定している。同エリアは2022年2月28日午後2時のオープンに伴い、カウントダウンを行う予定。また、2月28日からは「バーチャル渋谷」とワープゾーンで接続され、ふたつの空間の往来が可能になる。
KDDIは大阪のランドマークや観光地、テーマパークなどと共に、実在都市とバーチャル空間が連動した大阪の都市の魅力や経済圏の拡張を目指す。
●実施予定のイベントについて
バーチャル大阪内の特設会場にて、2022年3月12日に複数のVTuberによる音楽・トークライブイベント「auじぶん銀行 Presents VIRTUAL MUSIC LIVE」を、3月下旬にau CM楽曲アーティストのHalf time Oldさん、もーりーしゅーとさんなどが登場するライブイベント「旅立つ君との超応援祭」を開催する。
●大阪府知事、市長よりコメント
バーチャル大阪の本格展開に伴い、吉村大阪府知事、松井大阪市長、および「バーチャル大阪」監修者の佐久間氏は下記のようにコメントしている。
吉村大阪府知事：
「バーチャル大阪は、みんなでつくりあげていく共創の場として進化し続けます。2月28日にオープンする新市街エリアで、新しい大阪の街の魅力に触れてみてください。」松井大阪市長：
「2月28日から本格オープンとなるバーチャル大阪、これから多くの方々に参加いただき、賑やかな街となることを期待しています。」「バーチャル大阪」監修者 佐久間 洋司氏：
「大阪・関西万博を見据えて構想されたバーチャル大阪が、実績あるKDDI共同事業体の力によって実現することを心強く思います。大阪府内を抽象化した不思議でリアルなエリア、コラボイベントやバーチャル商店街をお楽しみください。たくさんの方に参加いただき、ユーザの思い描く大阪があつまることで、新しい大阪の魅力が創発していくことを確信しています。」
