いつもの朝パンが格段にレベルアップする! カルディの「世界の絶品スプレッド」4種を食べてみた
食楽web
忙しい朝の味方、パン。今日も当たり前のようにバターやジャムを塗っていませんか?
時代は令和。スマホの機種に負けないぐらい、パンのお供「スプレッド」も多くの種類が存在しています。ただ塗るモノを変えるだけで、いつもの朝食に新しい風が。特に海外グルメが楽しめる『カルディ』には、世界中から集めた絶品スプレッドが豊富に並んでいます。
こちらでは、『カルディ』で手に入る、世界で愛される各国の「人気スプレッド」4種をご紹介しましょう!
シンガポール発、ココナッツの風味が優しい話題の「カヤジャム」の味わい方
518円(税込)
シンガポールの朝食やブランチでは欠かせない「カヤジャム」。このカヤジャムをトーストに塗って食べる“カヤトースト”は海外にもファンが多く、東京にカヤトースト専門店がオープンした時は店内がごった返しました。
ちなみに筆者は大の甘いもの好きで、世界60カ国以上でスイーツの食べ歩きをしましたが、カヤトーストはベスト5に入るほどの大好物。ついに『カルディ』に登場した時は、あまりの嬉しさにガッツポーズしました。
テクスチャーも色も日本の白餡に似ている
カヤジャムとは、ココナッツミルクをベースに砂糖と卵、パンダンという植物から作られた東南アジアではポピュラーなパンダンジュースを加えたジャム。かなり甘めですがココナッツミルクの風味と合わさって、まろやかで優しい甘さです。クセもないので食べやすいですよ。
トーストにそのまま塗っても十分美味しいですが、せっかくなので本場シンガポールの朝食を再現してみました。
シンガポールの絶品朝食「カヤトーストセット」
カヤトーストに温泉卵、コンデンスミルク入りのコーヒー。シンガポールではこの3点セットが定番です。カリッと焼いたトーストにカヤジャムをたっぷり塗り、さらにバターを一緒に挟めば、本場のカヤトーストの出来上がり!
バターは臆することなく多めに使うのがポイントです。
朝から甘いジャムに大量のバターを摂取する背徳感がまた良し。しばらくこの味を楽しんだら、温泉卵の出番。卵を潰して、カヤトーストに絡めます。
これがまた合う! 卵が加わるだけで、スイーツから一気に食べ応えのある食事へと味変するから不思議です。朝からエネルギーと栄養をたくさん摂って、なんだか活力が湧いてきます。
普通のトーストよりもサンドイッチ用トーストの方が、よりカリカリして本場の味に近づくのでおすすめですよ。
ハワイ好きを虜にする「リリコイバター」も絶品だった!
1290円(税込)
ハワイ好きなら一度は食べたことがある「リリコイバター」。“リリコイ”とはパッションフルーツのことで、パッションフルーツのピューレとバター、砂糖などを煮詰めて作るハワイの伝統的なスプレッドです。筆者はハワイに行くたびにまとめ買いしていたので、まさか『カルディ』でmade inHawaiiのリリコイバターが手に入るなんて……。もっと早く知りたかったです。
クリーム状の柔らかいスプレットは口に入れると体温で瞬く間に溶け、口いっぱいにまろやかなバターの風味と、パッションフルーツのフレッシュで爽やかな酸味が広がります。
パンケーキやヨーグルト、アイスとの相性も抜群! 魚や肉料理に合わせるソースの隠し味としても活躍するので、あっという間に1瓶なくなりますよ。
パンに塗るビスケット!? ベルギー発「ロータス ビスケットスプレッド クランチ」
498円(税込)
こちらは発売されてすぐバズったカルディの有名な商品。美容室に行くと、コーヒーや紅茶と一緒に高確率で出される定番焼き菓子「ロータス ビスコフ」をスプレッドにしたものです。
最初の一口で衝撃! ロータス風味ではなく、ロータスそのものなんです。
しかも砕いたロータスが入っているので、ザクザク食感。これは面白い。ロータスの特徴であるシナモンの風味もちゃんとあります。さすが世界中で愛されるロータス。スプレッドになっても美味しいですね。コーヒーや紅茶との相性ももちろん抜群です。
和スイーツを手軽に味わう、日本発の「黒みつきなこの味クリーム」
306円(税込)
最後にご紹介するのは、日本を味わうスプレッド「黒みつきなこの味クリーム」。パンに塗るだけで、美味しい和スイーツを味わえるなんて幸せです。
なめらかなスプレッドの中にはプチプチした細かい密玉が入っており、食感が楽しい。ふわっと鼻に抜けるきなこの香りと、コクのある黒みつの甘みになんだかホッとします。きなこと黒みつのバランスが絶妙で甘さも上品なので、朝食にもおやつにもピッタリです。
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いつもの朝食メニューがスプレッドを変えるだけで、新鮮な気分を味わえます。こだわりのスプレッドをいくつか用意しておけば、今日は何にしようかと選ぶ時間も楽しいですよ。美味しい朝食を食べて、素敵な1日のスタートを切りませんか?
(撮影・文◎佐々木 舞)
●著者プロフィール
佐々木 舞
「美味しい」を求め、毎月お給料の半分以上が食費に消える元グルメリポーターのwebライター。美味しいモノがあると聞けば躊躇なく国境も越える食マニアで、これまで食べ歩きした国は60カ国以上。日本のご飯が世界で一番好き。そんな私が見つけた絶品グルメをご紹介します。