闘莉王、森保Jの“意外な危機”に警鐘 「本当に危ない状況に日本はいる」と指摘した点とは?
3位オーストラリアに得失点差5をつけられている2位日本の危機を解説
日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節中国戦で2-0の勝利を挙げた。
本大会へ自動的に進出できる2位をキープしたなか、勝ち点1差で迫るオーストラリアには得失点差5をつけられた状況にある。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は「本当に危ない状況に日本はいる」と警鐘を鳴らしている。
闘莉王氏のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新回は日本代表の中国戦。推進力をほとんど見せなかった中国相手に勝ち点3を挙げた日本。直接対決を残す3位オーストラリアはベトナム相手に4-0で快勝し、得失点差を9に伸ばした。
日本はここまで7得点3失点で得失点差4となっており、「5点も差がつくと、直接対決で3-0(勝利)ぐらいじゃないと入れ替わらない。今日の日本代表を見ているとそんなに得点を取れる感じはしない。勝ち点差は1。得失点差がそれだけ開くと、本当に危ない状況に日本はいるのではないか」
闘莉王氏はこう語った。この日は相手DFのハンドからPKにより幸運な形で先制。その後もボールを支配したが、カウンターの脅威もない中国相手に大量得点を重ねる絶好のチャンスだったが、2ゴールにとどまった。
「順位で言えば、一番下にいるベトナム、中国、オマーン、そういうチームに点差をつけないといけないのに、内容もものすごく悪いし、ものすごく悪い勝ち方をしている」
これまでの戦いが尾を引いている森保ジャパンの状況を解説するなど、興味深い回となっている。(FOOTBALL ZONE編集部)