テーマは“祈り” 砥部焼作家・河野玄容さんの個展 広島
愛媛県特産「砥部焼」の作家 河野玄容さんが「祈り」をテーマに初めて広島で個展を開いています。
母親の戦争体験談に影響を受け平和への思いを込めた「祈り」。
この作品は、海へのあこがれから瀬戸内海の様々な波を豪快な筆使いで表現したものです。
会場には白磁のイメージが強い砥部焼とは趣の異なる作品約100点が展示されています。
砥部焼は、食器などの実用品にも使われる伝統工芸品ですが、河野さんはモダンなデザインにこだわっているということです。
河野玄容さん「祈りの姿を、器であってもそういう気持ちが込められているっていうところを見ていただければうれしい」
「河野玄容 陶磁器展」は、広島三越で16日まで開かれています。