アフリカのソマリア沖・アデン湾を航行する船舶を護衛するため海上自衛隊呉基地に所属する護衛艦が出港しました。

護衛艦「さみだれ」艦長 田村真禎2等海佐「ただいまよりソマリア・アデン湾に向かい出港します」

派遣されるのは海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」です。

この海賊対処行動はアフリカのソマリア沖・アデン湾を航行する民間船舶を海賊から護衛する任務を2012年から行っていて、これまでに4000隻以上の船舶を護衛しています。

護衛艦「さみだれ」は今回が5回目の任務で、昨年9月から活動している護衛艦「ゆうだち」に代わり現地へ向かいます。

自衛艦隊司令官 湯浅秀樹海将「長期にわたる任務を完遂して、総員が無事帰国することを祈念し出国に際しての訓示とする」

およそ200人の関係者に見守られる中、乗員は護衛艦に乗り込み出港しました。

護衛艦「さみだれ」は2週間程度艦内で感染症対策を行ったあと、現地での任務にあたります。