ビジネスジェット界の”超大型機”、初納入 エアバス「ACJ220」ドバイのホテルむけ
これからたくさんの上級国民さんを乗せます。
「新しくユニークな」機体
ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスは現地時間2022年1月5日(水)、新型ビジネスジェット機「ACJ220(ACJ TwoTwenty)」が初めて顧客へ納入されたと発表しました。
ACJ220(画像:エアバス)。
この機は、ビジネスジェットの運航や整備などを手がけるコムラックス社へ納入されました。今後はコムラックス社で豪華なVIP内装が設置されたのち、ドバイを拠点とする高級ホテルグループ「FIVE」保有機として2023年初頭に就航予定です。
CJ220は、カナダのボンバルディアが開発したのち、業務提携でエアバス機となった旅客機「A220-100」をベースに、ビジネスジェット仕様にしたモデル。73平方メートルの客室スペースをもち、最大18人を収容できるほか、1万460km(飛行時間にして12時間以上)の航続距離をもちます。
エアバスはACJ220を「エクストラ・ラージ・ビズジェット(超大型ビジネスジェット)」と位置づけ、「ビジネスジェットの購入者にとって新しくユニークな」機体として、その優位性をアピールしています。