カニの殻剥きが超楽ちん! ダイソーの「100均カニグッズ」で驚くほどカニが食べやすくなる
食楽web
年末年始、いよいよみんな大好きなカニシーズンがやってきました。筆者はここ数年、ふるさと納税でカニが定番化し、お得に贅沢を味わっています。
そんなカニといえば、食べ始めると無言になってしまうのがお決まり。それほど身を食べるための殻むきのハードルが高く、手がカニ汁でベタベタになってしまうのが残念なところです。
かといって、年に数回の機会のためにカニむきグッズを購入するのはちょっと……。そんなみなさんにおすすめしたいのが『ダイソー』のカニ関連グッズです。
全て各110円(税込)
こちらが、蟹の殻むきが驚くほど楽になる『ダイソー』の「カニグッズ」。早速、それぞれの使い方をご紹介しましょう!
その1:「三連クラッカー」で硬い殻が簡単に割れる
ペンチのような見た目の「三連クラッカー」は、カニの脚を挟んでバキッっと殻を割る道具で、脚の太さに合わせて三カ所を使い分けます。しっかりと挟みこみ、握りやすいので簡単に力が伝わり、女性や子供でも安全に使うことが出来ます。
ギザギザしている部分のおかげか、切り込みが入るので割れるというより切れるという感覚でした。握りつぶさないように加減すれば、中身がきれいに取り出せます。
硬い爪も簡単に割れる
この三連クラッカーは銀杏の殻割りにも使える商品です。今ではなかなか家で銀杏の殻をむく機会は少ないかもしれませんが、いざという時に役に立つかも!
その2:カニ身がきれいにむける「コンパクトかに用はさみ」
刃の部分がコンパクトで、ズワイガニなど細身のカニの脚でも使いやすいはさみです。筆者は昨年までキッチンばさみで代用していましたが、細かい部分が切りにくく、硬い殻で切れ味が落ちてしまったり、臭いがついてしまうなどデメリットを感じていました。
カニ用はさみは刃先がカーブしているのでカニの脚にスルスルと入っていき、画用紙を切っているのと変らない感覚。刃が小さいことでカニ身に傷が入りにくく、こんなにきれいな状態でむけます。
タラバガニなどの大きく硬い殻は少し不安ですが、パッケージには「太い爪にも」と記載があるので問題なく使えそうです。
その3:一本は持っておきたい! イチオシの「カニの殻剥き」
今回紹介しているカニグッズの中で筆者のイチオシが、こちらの「カニの殻剥き」。使い方は野菜の皮をむくピーラーと同じですが、きちんとカニ用にカスタマイズされています。
力の入れ具合などを考えなくてもカニの上をスライドさせるだけで簡単にむける様は、まるでニンジンの皮むきをしているかのよう。あっという間に中身が丸裸になり、身を無駄なくきれいに食べることが出来ます。
今までは箸でほじくったり、吸引力に任せて吸ってみたりと、なかなか上手に食べるのは難しかったのですが、これさえあれば、どんな人の前でもスマートにカニを食べることが出来そうです。
※こちらの商品はタラバガニには使用できないのでご注意ください。
その4:カニの必需品といえば「カニフォーク2本組」
最後にご紹介するのはカニフォーク。カニの細かいところまで入り、身をかき出せます。家だとお箸を使うこともありますが、箸先が削れるなど劣化の原因にもなるので、やはり専用フォークを使用するのがベストです。
細い方は先が割れていて身をほぐしやすく、大きな方はスプーン状になっていて身をすくうことが出来ます。一本二役の活躍ぶりで、お得な二本セットなので家族分揃えておくと良いかもしれません。もんじゃのヘラとカニフォークはもはや一人一本の時代です。
これからの季節に大活躍するカニグッズ。食べるカニの種類に左右されますが、100均グッズでここまでカニタイムが快適になるとは革命です。この冬はカニを食べても無言にならない、会話のあふれる楽しい食卓が実現できることでしょう!
(撮影・文◎佐々木 舞)
●著者プロフィール
佐々木 舞
「美味しい」を求め、毎月お給料の半分以上が食費に消える元グルメリポーターのwebライター。美味しいモノがあると聞けば躊躇なく国境も越える食マニアで、これまで食べ歩きした国は60カ国以上。日本のご飯が世界で一番好き。そんな私が見つけた絶品グルメをご紹介します。