「中華×ナチュラルワイン」で楽しむ、大人カジュアルなデートに最適な店
ミュージシャンであり食通としても名を馳せる、小宮山雄飛さん。
彼の愛するメニューを紹介するこの連載も、今回が最終回。
最後は東カレらしく女性モデルをお招きし、小宮山さんイチオシのデートにも使える名店をご紹介!
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
雄飛さんが考える最高のデートって何ですか?
本能のひと皿で女性を唸らせるデートをするなら……と雄飛さんが選んだ先は、代々木八幡駅前にある『宝味八萬』。ここは神田にある、中華の名店『味坊』の系列店。
オープンしてからまだ3ヶ月と間もないが、既に評判を呼び、ランチ時は行列するほどの人気店となっている。
たまには東カレすぎないデートを楽しもう
「僕がデートに選ぶなら、“東カレすぎない”お店がいい(笑)。スーツを着た艶やかな大人たちがワイン片手にしっとりと語らう洒落た店より、下町感のある少し賑やかな店のほうが落ち着くんです」と、雄飛さん。
「ただ、男同士で行くような大衆的な居酒屋をチョイスするのではなく、この一品がすごく美味しい!とか、他では食べられないなど、何か話題があるお店に連れて行きたいですね。
ちゃんと味が美味しくて、女性を確実に喜ばせるのが理想かな」
「春菊の蒸し餃子」580円。自家製の皮に青汁の粉を練り込み、香り高い春菊の餡を包んだ餃子。自家農園の新鮮な無農薬野菜を使用
今回この店をデートに選んだ理由を聞くと、
「点心師が手作りしている、本格的な広東料理を楽しむことができるから。
中華にはビールや紹興酒になりがちだけど、こちらはナチュラルワインの揃いが豊富。女性にはお酒の選択肢があると嬉しいかなって。
スパイスの刺激が病みつきになるラムは、お酒を誘う。こういう印象に残る一皿を一緒にシェアすることで、デートの楽しい思い出と結びついて、思い出しては会いたくなったりするのもいいですよね」
と、ワインを飲みながら微笑みを浮かべた。
「海老の腸粉」800円。専用の器具に粉を流し込んで蒸し、ミルフィーユ状に海老を包み込む。
出来立ての腸粉は、喉ごしがなめらか。
小宮山さんも太鼓判を押す、シグニチャーメニューが登場!
デートのお相手の西山さんも、
「カジュアルな飲茶デートって嬉しいです。和食やフレンチも好きだけど、長時間のコースは疲れるし。中華でも高級だと身構えるから、これくらいラフだと素で楽しめます。
店内も港区みたいな派手さはなく、奥渋の先にある気軽でお洒落な感じもいいですね」
と、心を鷲掴みにされたよう。
自然と距離が近くなり、食べ終わるころには仲良くなっている。気取らない大人なデートに、雄飛さんらしさを垣間見た。
「ラムのスペアリブ」
ラム肉料理は、『味坊』系列のシグニチャーメニュー。
自社工場で釜焼きしたラムに、クミンや胡麻、後を引くスパイシーな唐辛子がアクセント。広東風の甘いソースはお好みで。1,300円。
【連載6年の中で、雄飛さんが選ぶ「本能をの一皿」トップ3はこれ!】
1.『土佐しらす食堂 二万匹』の「禁断のしらすバター丼」
「2020年5月号で紹介した当時は知る人ぞ知る隠れた名店でしたが、今や大人気店に。しらすの美味しさは東京No.1だと思います」
2.『SHIBIRE-NOODLES 蝋燭屋』の「麻婆麺」
「2019年6月号で紹介。本格的な辛さと痺れが刺激的!ただの激辛ではなくしっかり旨みも感じられる、クセになる麺です」
3.『神田まつや 本店』の「カレー丼」
「2016年10月号で紹介。蕎麦が美味しいのはもちろん、和風のカレー丼が酒の〆に最高!これからも通い続けたい一店です」
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雄飛さんがリアルに通う店の渾身のひと皿を、6年強にわたって計130皿ご紹介!
過去の記事を遡り、ひと皿巡りをするのもおすすめだ。
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