【東京グルメ2021完全版� 杰�のブームを巻き起こした、大注目の店7選
2021年は、長引くコロナ禍の中でも、飲食店の多様化が加速。
高級鮨によるカジュアル業態や個性あふれる大衆酒場の台頭、さらにはスターシェフの新天地など、話題に事欠かない1年だった。
もう間もなく2021年も終幕。
ということで、東京カレンダー編集部員が選ぶ、今年のグルメシーンを沸かせたイチオシの店を、注目トピックごとに厳選してお届け！
◆
※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
【トピック１】高級鮨店のカジュアル化が進む！あの至福の握りがグッと身近に
おまかせコースのみ、一斉スタートで2回転制、先々まで予約困難……が当たり前になってしまったことへの反動か！？
都内の名だたる鮨店が、「町寿司」「立ち食い」「回転鮨」「テイクアウト専門」といったキーワードとともに、カジュアルな新業態をこぞってオープンさせた。
憧れの高級店の味を手軽に楽しめる、新時代の幕開けだ！
1．破格で間違いない握りに、江戸前鮨のDNAを感じる
『すし光琳』
初台の『すし宗達』が“奥渋”でオープンしたのは、気軽に入れる“町寿司”スタイルの姉妹店『すし光琳』。
「中トロ」528円など、天然もののたねを握る鮨は1貫88円〜という驚愕のコスパで、つまみも充実している。
開店時間から、連日満席の超人気店だ！
2．“りんだイズム”を継承する立ち食い鮨が、遊び心満載！
『ブルペン』
不動前の『鮨 りんだ』『らんまる』による立ち食い鮨が、『ブルペン』だ。
甘エビにうにをどっさりのせた「えびうに」など、“りんだ”で修業を積んだ若き大将がユーモアに富んだ握りを振る舞う。
コース（7,000円）のほか、単品でも注文可能。
3．世界で星を獲得する名店の、上質を極めた回転鮨
『廻転鮨 銀座おのでら本店』
国内外で9店舗を構える『銀座おのでら』の次なる一手は、ここ『廻転鮨 銀座おのでら本店』。こちらのお店はなんと、回転鮨である。
表参道にあるラグジュアリーな店内でレーンを流れるのは、豊洲で仕入れる「有頭ぼたん海老」930円、『やま幸』の本まぐろなど、どれも一級品ばかりだ。
働く大人に人気！サクッと楽しめる“贅沢ごはん”3選！
【トピック2】サクッと楽しめる“贅沢ごはん”が、働く大人たちの強い味方に！
「少人数かつ短時間」での食事がスタンダードとなった昨今。
フルコースに相当する内容をひとりでも楽しめるカウンターフレンチや、高級居酒屋の人気メニューをひとり分ずつ好きに頼めるオーダーバイキングの新業態、こだわりのとんかつと洋食の専門店などが続々と誕生している。
手軽だけど、“美味しい”を妥協したくない大人を満足させる！
4．フレンチのメインを御膳でいただく斬新なスタイル！
『ふれんち御膳Mono-bis』
表参道のフレンチ『モノリス』の姉妹店『ふれんち御膳Mono-bis』では、“フレンチ定食”を提案。
「ハンバーグ・ロッシーニ御膳」4,500円の主役は、トリュフが香るフレンチの定番ロッシーニ。最中のカナッペなど、趣向を凝らした副菜がその脇を固める！
5．とんかつの革命児が仕掛ける、ハイエンドな“大衆の味”！
『紀尾井町 とんかつ・洋食ひとみ』
『銀座かつかみ』で、コース仕立てのとんかつを打ち出した日向準一さんの新店『紀尾井町 とんかつ・洋食ひとみ』。
「稀少部位のとんかつ」3,900円には、幻の銘柄豚・長右衛門豚をチョイス。高級食材を用いた洋食メニューも充実しているのが特徴だ。
6．高級食材がオンパレードな料理を、好きなだけ食べ放題！
『博多 奈良屋』
西麻布にある高級居酒屋『田中田』の料理を食べ放題で楽しめる『博多 奈良屋』。
80品以上のメニューで必食なのが、まぐろ、うに、いくらをこれでもかとのせた「ぜいたく丼」だ。
最大2時間半制（LOは35分前）で、12,800円（サ別）。
肉好きな大人が沸いた！NY発の“最強のステーキハウス”が東京へ
【トピック３】アメリカンステーキ界の真打ちが、肉好きたちを大いに高揚させた！
アメリカのステーキハウスが続々と日本上陸を果たした2010年代。
今では“熟成肉”という言葉がすっかり定着しているが、それらの店のいわば“源流”ともいえるNY発の「最後の黒船」が、ついに東京へ。
130年超の歴史の中で海外進出は初とあって、予約開始から3時間で2ヶ月分の席が埋まったとか！
7．ダイナミックな空間で味わう、唯一無二の熟成ステーキに感動！
『ピーター・ルーガー・ステーキハウス東京』
NYが誇る老舗ステーキハウス『ピーター・ルーガー・ステーキハウス東京』が今年10月、恵比寿にオープン。
赤レンガ造りの瀟洒な建物の中では、門外不出のエイジングを施し、香ばしく仕上げられた名物の「Tボーンステーキ」時価（写真は2人前）が堪能できる。
◆
今年1年のグルメシーンを引っ張った名店たち。まだまだ、本日ご紹介しきれなかったお店も多数…！
ということで、「東京グルメ2021完全版」第2弾を2022年1月1日に公開します！
▶このほか：絶品シューマイとお茶ハイを洒脱なスタンディングで！渋谷で人気のネオ居酒屋
