68歳の関根勤、免許返納の判断を下すのは「家族。僕は俯瞰して物事を見ているから」
その新サービスは、専用アプリで「呼べば、車でお迎えに来る」という月額5,000円・乗り放題のサブスク…『mobi（モビ）』と命名されたもの。東京エリアでは、渋谷区の次が豊島区の順番で「2022年の来年に開始予定」という発表があり、港区に住んでいる関根は「港区にも早く来て欲しい」とリクエストをぶつけた。
▼ 「家族みんなで乗り放題」とアピールした、関根
現在のところ、サービスが始まっているのは、京丹後市（京都）、渋谷区（東京）、千種区（名古屋）の3エリア。auユーザー限定ではなく、誰でも利用できるオープンなサービスで、自宅から半径2キロ圏内、指定スポットの間を自由に移動できる便利なものだ。実際のサービスが始まって、まだ半年しか経っていないため、今後の計画として、大都市圏、地方都市や過疎地など、ニーズが異なってくるものにも順次メニューを増やしながら提供を続けるという。
家庭では「じぃじ」と呼ばれている、68歳の関根。孫を幼稚園に送っていく臨時のドライバーを担っているそうだ。近い将来、免許を返納したとしても、今回発表されたエリア定額乗り放題サービス『mobi』を使ってみる選択肢が出てきたため、「港区にも早く来て欲しい」と関係者にリクエストを出した。
同年代の男性と比べると若く見える関根だが「この間、バスに乗っていたら、小学生から『どうぞ』と席を譲られたんです。それが、初めてのお年寄り扱い。でも、お爺さんに見られたショックはなく、それよりも日本の子供たちがしっかりしていることに感心した」と笑いながらエピソードを紹介した。
自身における"免許返納"のタイミングに話題が移ると「70歳ぐらいかなーと自分では思っている。でも僕は、俯瞰して物事を見ているから、家族にチェックしてもらって『運転危ないよ』と言ってきたら返納するつもり」とキッパリ。頑固にならず、家族に判断を委ねるそうだ。
▼ 「家族が『運転危ないよ』と言ったら返納するつもり」と関根
今回の発表会には、タレントで2児の母でもある安田美沙子も同席。サービスが始まっている渋谷区で『mobi』を実際に使い、大きな公園に向かうデモ映像を流していた。
エリア定額乗り放題サービス『mobi』は、利用対象時間が「7時〜22時」の範囲。30日間定額プランが5,000円（※同居家族は6人まで、1人あたり500円追加で登録可能）の設定。その他に、1回乗車プランにおいては、大人300円、小学生以下150円の利用料金。なお、はじめの14日間は、無料でお試しが可能となっている。
▼ アプリ利用のイメージ写真
