5作品を表彰 空間美とにぎわい創出を評価 マロニエ建築賞
美しいまちづくりに貢献する建築物をたたえる栃木県の「マロニエ建築賞」の表彰式が19日に行われ、今年度は那須塩原市の施設が大賞に選ばれました。
去年9月、JR黒磯駅前にオープンしたこちらの建物。 ガラス張りで開放感があり、一見するとおしゃれなショールームのような印象を受けますが、市が運営する図書館なんです。
吹き抜けがある2階建ての落ち着いた空間で人の交流を促し、思い思いにゆったりと本に触れる時間を過ごすことができるようデザインされました。
こうした点が評価され、今年度の県マロニエ建築賞に選ばれました。
県公館で行われた表彰式では福田富一知事が山田隆館長に表彰状を手渡しました。
次点となる優良賞には高級ホテルの「ザ・リッツ・カールトン日光」など4つの建築物が選ばれています。
今年度は県内全域から31作品の応募があり、今回の受賞で表彰された建物は211件となりました。