アップルは12日未明、Apple Watch向け最新システムソフトウェアwatchOS 8.0.1を配信開始しました。通知が届いていれば通知から、ないしはiPhoneのWatchアプリで「一般-ソフトウェア・アップデート」から手動で確認してのインストールが可能です。

iOS 15.0.2およびiPadOS 15.0.2と同時配信となりますが、こちらはwatchOS 8が9月に配信されてから初のマイナーアップデートです。今回のバージョンでは、Apple Watch Series 3ユーザー向けに2つの重要なバグ修正が行われています。

watchOS 8.0.1の公式リリースノートによると、まずSeries 3の一部のユーザーにソフトウェア・アップデートの進行状況が正確に表示されないことがある問題が修正されているとのことです。またSeries の一部でアクセシビリティ設定を利用できない不具合も解消されていると述べられています。

すでにApple Watch Series 3は発売から4年以上も経過しており、特に内部ストレージが8GBしかないために限界に達しているとの声もあります。iOS 14.6の時点で「更新前にペアリング解除してから復元」を要求されたとの報告もありました

アップル公式ストアでもSeries 3は今なお販売中であり、watchOS 8でもサポート対象となっています。来年のwatchOS 9(仮)やApple Watch Series 8(仮)リリース時には、さすがに現役を退くのかもしれません。

アップル公式のリリースノートは、次の通りです。

このアップデートには、Apple Watch用のバグ修正が含まれます。

Apple Watch Series 3の一部のユーザにソフトウェア・アップデートの進行状況が正確に表示されないことがある問題

Apple Watch Series 3の一部のユーザがアクセシビリティ設定を利用できない可能性がある問題

Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:

https://support.apple.com/kb/HT201222