シャープAQUOS sense6発表、ミドルレンジ初のIGZO有機EL搭載
シャープが中価格帯スマートフォンの新モデル「AQUOS sense6」を発表しました。2021年秋以降に発売します。キャリア版はドコモ・KDDIから登場予定。
「AQUOS sense6」は、senseシリーズ初となるIGZO有機ELディスプレイを採用したスマートフォンです。画面サイズは6.1インチ フルHD+(2432 x 1080ドット)。10億色の色表現が可能で、独自の高画質技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」により、写真なども綺麗に表示するといいます。
4570mAhという大容量バッテリーを搭載しながら、従来モデルより11%薄くなっている点も特徴の1つ。これには、バックライトが不要となり、液晶ディスプレイに比べて薄型化できる有機ELディスプレイの採用も貢献しています。
なお、バッテリー持続時間は公称で「1週間」。これは、通話やメッセージを中心に、1日あたり約1時間利用した場合を想定しています。スマートフォンのヘビーユーザーからすると現実離れした想定ですが、Senseシリーズはスマートフォンをあまりヘビーに使わないユーザーをターゲットにしていることから、十分に現実的な想定とも言えます。
背面カメラは3眼構成で、4800万画素の標準、800万画素の広角、800万画素の光学2倍望遠という構成。また、フラグシップである「AQUOS R6」のカメラ画質技術を応用した画質エンジン「ProPix3」を搭載しています。
プロセッサはSnapdragon 690 5Gを採用。RAMは6GB、ストレージ容量は128GBです。ネットワーク面では5Gに対応します。
IP68防水防塵やFeliCa(おサイフケータイ)にも対応。生体認証は側面指紋センサーや顔認証にも対応します。
本体サイズは70 x 152 x 7.9mm、重量156g。カラーはライトカッパー・シルバー・ブラックの3色展開です。