試合前にパドレスのダルビッシュ(右)と記念撮影を行った大谷

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◆ エ軍は6回まで無安打、アデルの初安打が貴重な先制打

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が7日(日本時間8日)、敵地でのパドレス戦に代打で途中出場し二塁への内野安打を放った。

 指名打者制ではないナ・リーグ主催のインター・リーグ(交流戦)。大谷は同じくナ・リーグ主催で指名打者制のない8月8日(同9日)のドジャース戦以来、27試合ぶりにベンチスタートとなった。

 2−0と2点リードの8回に代打で登場。名前がコールされると、敵地にもかかわらず大きな声援が送られた。一死無走者の場面でパドレスの2番手左腕・ヒルと対戦。初球の内角球に詰まらされたが、二遊間へ飛んだゴロは二塁への内野安打となった。大谷は代打のみの出場。1打数1安打で打率は.257となった。

 エンゼルスはこの試合、6回までパドレスの先発左腕・スネルの前に完璧に抑え込まれたいたが、7回に1番・フレッチャーの四球と三盗などで二死二、三塁の好機を作り、5番・アデルが先制となる2点適時打を中前へ。チーム初安打が均衡を破る一打となった。投げては新人左腕のノートンが5回2安打無失点と力投。6回から継投に入った。