残暑の夜ごはんに!ホットプレートで簡単絶品「パッタイ」

具だくさんで栄養満点!ホットプレートで作るパッタイ

暑い日にパパッと楽しくスタミナチャージできる「ホットプレート夏メシ」。2日目は、人気のタイ料理「パッタイ」を紹介します。

レシピを教えてくれたのは、ホットプレート料理の魅力を発信し続ける、料理家のかめ代。さん。

「今回ご紹介するのは、人気のタイ料理『パッタイ』。ご家族分(4~5人分)を一度にホットプレートで作れたら、休日のごはんに楽しめそうと思い、試作を重ねて作ったレシピです。

野菜も厚揚げも、えびも肉も卵も……と、これだけで栄養満点!具と麺を炒めたあと、卵はまわりに。絡めながら熱々をどうぞ♪」

材料(4~5人分)

・米麺(乾麺 センレック)……300g
・むきえび……200g
・豚バラ肉(薄切り 3cm幅に切る)……200g
・厚揚げ(2cm幅のひとくち大に切る)……200g
・玉ねぎ(薄切り)……1個
・もやし……1袋(200g)
・ニラ(4cm幅に切る)……1袋(100g)
・にんにく(みじん切り)……1かけ
・たくあん(5mm角に切る)……50g
・桜えび(干し)……10g
・塩、こしょう……適量
・油……大さじ2杯

〈合わせ調味料〉
・ナンプラー……大さじ2杯
・オイスターソース……大さじ2杯
・酒……大さじ2杯
・タマリンド(ペースト)……大さじ2杯

〈卵液〉
・卵……4個
・水……大さじ4杯
・塩……ひとつまみ

〈トッピング〉
パクチー、ねぎ、ライム、ピーナッツ、にんにく酢(酢に薄切りのにんにくと赤唐辛子の小口切りを漬けて1晩以上おいたもの)などお好みで

「パッタイに欠かせない米麺には、『センレック』という細麺を使用しています。事前に水(またはぬるま湯)に浸しておくだけで、ゆでる必要なく調理できますよ。オンラインでも手に入らない場合は、ほかの米麺や、焼きそば用の蒸し麺、こんにゃく麺などでもOKです。

また、甘酸っぱい風味が魅力の『タマリンド』のペーストもポイント。こちらもオンラインで購入できますが、手に入らない場合は、酢と砂糖を合わせたものや、塩分の少ない梅干しを叩いてみりんを合わせたもので代用できます」

下ごしらえ

・米麺を水に1時間程度浸して、戻しておく

・合わせ調味料と、卵液の材料をよく溶きほぐしておく

作り方

1. ホットプレートでむきえび、厚揚げ、豚肉を焼く

ホットプレートに、油とにんにくを入れて高温(250℃程度)で熱し、香りがたったら広げます。むきえび、厚揚げ、豚肉を並べ入れて両面を焼き、全体に塩とこしょうを振ります。

2. 米麺と、合わせ調味料を混ぜ合わせる

水気を切った米麺と、合わせ調味料を入れて混ぜ合わせ、平らに広げます。

3. 蓋をして加熱する

ホットプレートの蓋をし、1分程度加熱して温度を上げます。

「水戻しした米麺を入れると、プレートの温度が下がってしまいます。一旦蓋をして加熱すれば、一気に温度が上がるので、早く炒め合わせることができますよ」

4. ニラともやしを炒め、卵液をまわりに流し込む

ジュージュー音がしてきたら全体を混ぜて、ニラともやしを入れ、手早く炒めて中央に寄せます。よく混ぜた卵液をまわりに流し込みましょう。

「ニラともやしは、ごく短時間でサッと炒め合わせてシャキシャキの食感に。ムチムチとした米麺との相性が良いんです!」

5. トッピングを添える

「保温」設定にして、お好みでトッピングを添えたら完成です!

「エスニック料理を楽しむときは、トッピングを別皿で用意するのがおすすめ。ライムやパクチー、ねぎなどは、お好みの量で。

我が家のマストアイテムは、にんにく酢。酢に薄切りのにんにくと赤唐辛子をたっぷり入れて常備しています。たくさんかけて食べると、夏バテした体もシャンとして元気が出ますよ!」

おすすめの楽しみ方

「卵液はホットプレートが高温の状態で流し込んでいるので、すぐに固まってきます。『保温』設定にして、トングなどでくずして取り分けてください。麺が伸びないうちに味わってくださいね」

明日は、夏野菜と楽しむ「タンドリーチキン」を紹介

「ヨーグルトやスパイスに漬け込む『タンドリーチキン』。オーブンではなくホットプレートで焼くと、乾燥せずにしっとりやわらかに仕上がるんです」とかめ代。さん。

にんにくやしょうがなどの香味野菜と、カレースパイスの香りがたまらないひと品。夏バテをふきとばす元気プレートを、明日ご紹介します。

取材・文/macaroni 編集部 道岡

※9月にはオフィシャルサイト「レシピと暮らし kameyo」をOPEN予定