フライパンで簡単!「鮎の塩焼き」の作り方と下ごしらえ方法

身がふっくら。鮎の塩焼き

調理時間:35分
保存期間:冷蔵で1日

フライパンとクッキングシートを使って作る鮎の塩焼きレシピです。表面を焼いてから蒸し焼きにするため、ふっくらやわらかく仕上がりますよ。鮎の下ごしらえと、焼くときのポイントに注意して、おいしい塩焼きを作りましょう。

材料(2人分)

・鮎……2匹
・塩……適量

下ごしらえ

1. ぬめりを落とす

手でこするか、包丁を尾から頭に向かってすべらせるようにして、鮎のぬめりを落とします。ウロコがあればこのとき取っておきます。

2. フンを出す

お腹から肛門に向かって指をすべらせ、フンを出します。フンが出てこなくなるまで数回繰り返します。

3. 水気をふく

キッチンペーパーで表面の水気をしっかりふきます。

4. 塩をふる

鮎の両面にまんべんなく塩をふります。見栄えを良くしたい場合は、ヒレや尾にたっぷり塩をまぶします(化粧塩)。

作り方

1. クッキングシートをしく

鮎が入るサイズのフライパンにクッキングシートをのせ、火にかけます。

2. 鮎の両面を焼く

フライパンがあたたまったら鮎を入れ、弱火にします。鮎を触りすぎず、両面に焼き色がつくまで計15~20分かけてじっくり焼きます。

3. 蒸し焼きにする

弱火のまま蓋をして5分蒸し焼きにし、火を止めてさらに5分余熱で蒸します。

4. 盛り付ける

鮎をお皿にのせ、すだちやレモン、たで酢などをお好みで添えて完成です。

コツ・ポイント

両面をこんがり焼いてから、弱火と余熱を利用して蒸し焼きにするのがポイント。中までしっかり火が通り、ふっくら焼き上がります。

鮎にふる塩の量はお好みですが、1匹につき小さじ1/8~1/5杯(0.6g~1.0g)がおすすめ。小さめの鮎(60~70g)は少なめに、大きめの鮎(90~100g)は多めに塩をふるといいでしょう。

フライパンで手軽に鮎の塩焼きを作りましょう

寿命が1年の鮎は、夏にしか食べられない身近で貴重な魚です。せっかくご家庭で鮎を食べるのなら、丁寧な下ごしらえと焼き方で、おいしい塩焼きにしましょう。フライパンとクッキングシートを使えば、手軽に鮎の塩焼きができますよ。

シンプルな塩焼きは、鮎特有の風味と脂がのっている身の旨味を、ダイレクトに味わうことができます。ほろ苦くて味わい深い内臓までご堪能ください。