野菜ソムリエ直伝!新生姜の甘酢漬けとおすすめレシピ5選
定番レシピ。新生姜の甘酢漬け
調理時間:20分(※漬ける時間は含みません)
初夏に出回るみずみずしい「新生姜」。お鮨屋さんで出されるガリもおうちで簡単に作れます。茎の付け根の赤い部分を一緒に漬け込めばきれいなピンク色に仕上がり、とてもキュート。手作りの新生姜の甘酢漬けは、生姜の香りがさわやかで絶品ですよ。ぜひ試してみてください。
材料(4人分)
・新生姜……200g
a. 穀物酢……100cc
a. 水……100cc
a. 砂糖……大さじ4杯
a. 塩……小さじ1杯
作り方
1. 新生姜の汚れを取る
新生姜は、キッチンペーパーでこすって黒ずんだ部分や汚れを取り除きます。さっと洗い、水気を拭き取ります。
2. 薄切りにする
ここがポイント!
新生姜を薄切りにします。食感よく仕上げるため、繊維にそって縦に切るのがポイントです。包丁で薄く切るのがむずかしい場合は、スライサーでおこなうといいですよ。
3. ゆでる
鍋にお湯を沸かし、薄切りの新生姜を1~2分ゆでます。新生姜が薄ければ1分程度でOK。生姜の辛味が苦手な方は、2分程度ゆでましょう。ゆであがったら、大きめのザルにあげて冷まします。
4. 調味料を合わせる
(a)を耐熱ボウルに入れて、電子レンジ600Wで約1分加熱し、冷まします。
5. 漬ける
ここがポイント!
新生姜を煮沸消毒をした保存容器に入れて、4を注ぎます。新生姜の赤い部分を一緒に漬けることで、きれいなピンク色に仕上がりますよ。
冷蔵庫に入れ、ひと晩おけばできあがりです。冷蔵庫で保存すれば、2~3カ月程度日持ちしますよ。
野菜ソムリエおすすめ!新生姜レシピ5選
1. アクセントに。新生姜入りキャロットラペ
千切りにんじんのサラダ「キャロットラペ」に、新生姜の千切りを加えてみましょう。ピリッとアクセントが付いてさっぱりといただけます。新生姜は辛味がやさしく、繊維質が少ないので、サラダで味わうと格別。にんじんのほかに、セロリやトマトと合わせてもいいでしょう。
2. さわやかさアップ。新生姜ときゅうりのナムル
ごま油やにんにく、しょうゆなどと合えて作るナムル。新生姜を加えると、さわやかさがプラスされておすすめです。新生姜の風味や辛味、にんにくの香り、ごま油のコクが見事にマッチしますよ。お酒のお供にぴったりです。
3. 甘酢漬けを使って。新生姜入りポテトサラダ
新生姜の甘酢漬けはピクルスのようにさまざまな料理に活用できます。粗く刻んでからポテトサラダに加えると、ほのかな甘味と酸味、ほどよい食感がよく合いますよ。マヨネーズだけでは味が決まらないときにも一役買ってくれます。
4. 旬には必ず作りたい。新生姜のご飯
新生姜の季節にうってつけの、香り高い炊き込みご飯。米2合に対して新生姜ふたかけほど、千切りにしてたっぷり加えてください。出汁やしょうゆ、酒というシンプルな味付けでも、風味の良さでとてもおいしく仕上がりますよ。
5. ソーダで割って。新生姜のシロップ
新生姜シロップを作っておけば、炭酸で割って自家製ジンジャーエールが楽しめます。作り方はとても簡単で、新生姜をスライスして砂糖で煮るだけ。できあがったらザルでこして、シロップと新生姜に分けてください。
新生姜シロップは、牛乳や紅茶、焼酎などさまざまな飲み物で割って楽しめます。また、残りの新生姜も、刻んで佃煮に入れたりケーキやクッキーに混ぜたりと使い道が豊富ですよ。
新生姜のいろいろなレシピにチャレンジしてみて
みずみずしさを楽しめるのは新生姜ならでは。野菜ソムリエが提案するレシピを参考にして、甘酢漬けだけでなく、さまざまな料理に活用してみませんか。繊維質や辛味も少なく、生でもおいしく食べられます。サラダやご飯、デザートと幅広く楽しんでくださいね。