材料6つ！手軽に作れる「固形ヴィーガンバター」の作り方

料理の幅がグンっと広がる。ヴィーガンバターのレシピ

調理時間：15分

ココナッツオイルを使った、万能ヴィーガンバターのレシピです。ブロック状だから普通のバターと同じように使え、パイ生地やスコーンなどにも応用が可能です。植物性なので乳臭さはゼロ。乳製品が苦手な方にもおすすめです！

材料（200g分）

・無調整豆乳 ……60cc
・精製ココナッツオイル ……120cc
・なたね油 ……20cc
・塩 ……1g
・りんご酢 ……小さじ1杯
・ターメリック ……少々

作り方

1. りんご酢と豆乳を混ぜ、凝固させる

りんご酢と豆乳を混ぜて10分放置します。酸性のお酢が豆乳のタンパク質と反応して凝固してくるのを待ちましょう。普通のお酢よりもりんご酢を使用することで深いフレーバーに仕上がりますよ。

上澄みはステップ3で使用するので、捨てずにとっておいてください。

2. 精製ココナッツオイルを湯煎する

精製ココナッツオイルが液状になるまで、50度くらいのお湯で湯せんします。温度が上がりすぎると豆乳が傷むので、全部溶けたらすぐに湯せんから外しましょう。

3. すべての材料をよく混ぜて滑らかにする

材料をすべて瓶やボトルに入れ、全体がよく混ざるまで2分ほどシャカシャカ振ります。ミキサーで混ぜても大丈夫です。

4. 型に入れて冷やす

材料をよく混ぜたらすぐに型に流し込んで、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固めれば完成です。時間が経つと油と水分が分離するので、手早く行いましょう。

コツ・ポイント

ニュートリショナルイーストでバター風フレーバーに

乳製品のような風味がほしい場合は、ニュートリショナルイースト（分量外）を小さじ1杯ほど加えましょう。ニュートリショナルイーストとは、パンを焼くときに使うイーストとはまったく別物で、ヴィーガン食品にチーズのようなフレーバーを与えたいときによく使われる酵母パウター。

オーガニック食品を扱うお店や、インターネットで購入可能です！

ココナッツオイルは精製されたものを

ココナッツオイルには未精製の「バージンココナッツオイル」と、精製された「RBDオイル」とがあります。未精製のものは甘い香りが強いので、バター作りには適していません。ナチュラルな製法で脱臭された、精製済みのものをチョイスしましょう。

ヴィーガンバターのおすすめ活用方法

今回作成したヴィーガンバターは、固体の油脂が必要な料理で使用できるのがポイント。じゃがバターや味噌ラーメンのトッピングなどはもちろん、パイやスコーンを作ることもできますよ。料理にコクを出したいときや、動物性バターが品薄なときの代用品にも使ってみてくださいね。

植物性バターで好きな料理を楽しもう！

植物性バターを自家製できるようになると、ヴィーガン料理のレパートリーがグッとアップします。自家製バターは塩分量の調整が可能なので、ヴィーガンを実践している人だけでなく、健康が気になる方にもおすすめ。

特別なテクニックや調理器具がなくても家庭で簡単に作れので、ぜひいろんな料理に使ってみてくださいね。