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 コロナ禍の夏も2年目。自炊の機会が多くなると、ついついそうめんなどの手軽なメニューを選んでしまいがちですが、夏バテを予防するためにも、必要な栄養素はしっかり摂りたいもの。

 実は近年、栄養価の高い食材として注目を集めているのが、サーモンとサバ。日本国内に多く輸入されているノルウェー産のサーモンはタンパク質・ビタミンA・ビタミンD・ビタミンB12・抗酸化成分が豊富。さらにDHAやEPEなど、記憶力の向上やダイエット効果の期待できる“オメガ3脂肪酸”を含むことから、アンチエイジングフードとしても人気を集めています。

 またサバもオメガ3脂肪酸や、免疫力の向上に効果があるといわれるビタミンDを多く含んでおり、コロナ禍の今こそ積極的に摂りたい食材です。

 日本で販売されているノルウェー産のサーモンとサバは、品質にとことんこだわられています。ノルウェーサーモンは水揚げされてから生のまま、空輸で36時間ほどで届けられているので、安全で高品質な状態を味わえます。またノルウェーサバは9~10月のベストシーズンにのみ漁獲されたものを現地で迅速に冷凍することで、年間を通してジューシーな美味しさを楽しめるのだとか。

 今回は、そんなノルウェーサーモンとサバを使った「夏の在宅楽飯レシピ」を3つご紹介します。このレシピは、誰でもラクに楽しく作れる“主役飯”をSNSなどで発信し、人気を集めている料理家・ウエキトシヒロさんが考案。ぜひ、在宅メニューの参考にしてみてください。

ラヴィゴットソースのノルウェーサーモンレアステーキ

材料

・ノルウェーサーモン……2切れ
・キュウリ……1/2本
・赤パプリカ……1/4個
・黄パプリカ……1/4個
・アーモンド(あれば)……5~6粒
・パセリ……少々
<調味料>
・オリーブオイル……大さじ2
・マスタード……大さじ1
・ワインビネガー(お酢でも可)……大さじ3
・塩……小さじ1/4程度

作り方

1.サーモンは1人前180g程度になるようカットする。キュウリ、パプリカはみじん切りに、アーモンドは細かく砕いておく

2.ボウルに刻んだキュウリとパプリカ、アーモンドを入れ、調味料をすべて合わせてラヴィゴットソースを作る

3.フライパンでオリーブオイル(分量外)を熱し、サーモンの両面をサッと焼いて皿に盛り付ける。ラヴィゴットソースをかけ、刻んだパセリを散らしたらできあがり

 脂ののったノルウェーサーモンと、ラヴィゴットソースのさっぱりとした爽やかな風味がベストマッチ。暑い日に、よく冷やしたワインやシャンパンと楽しみたい一品です。

爆弾ノルウェーサーモン丼

材料

・ノルウェーサーモン……300g
・アボカド……1個
・お酢……小さじ1
・ひきわり納豆……1パック
・たくあん……50g
・オクラ……4本
・ごはん……2杯分(1人前200~300g程度)
・刻み海苔……少々
・しょう油……適量
・わさび……適量

作り方

1.サーモンは1~2cmの角切りに、アボカドは皮と種を除いて1cm角程度に切り、お酢をかけて混ぜておく

2.オクラはさっとゆでて5mm幅に、たくあんも5mm幅に切り、刻んでおく。ひきわり納豆は混ぜておく

3.器にごはんを盛り、具材を彩りよくのせ、刻み海苔をかける。しょう油やわさびをかけたらできあがり

 火を一切使わずに出来上がるので、テレワークなどで忙しい日にもぴったり! 刻んだたくあんが食感のアクセントになり、最後まで飽きることなく美味しく食べられます。

ニラだれ焼きノルウェーサバ

材料

・ノルウェー塩サバ……2切れ
・塩……少々
・もやし……1/2袋
・サラダ油……大さじ1
・パクチー……適量
・ニラ……30g程度
<調味料>
・醤油……大さじ2
・お酢……大さじ3
・ごま油……大さじ2
・ラー油……小さじ2
・鶏ガラ……小さじ1/2
・水……大さじ2

作り方

1.塩サバは両面に塩をふっておく。ニラは細かく切り、もやしは茹でて冷水にとり、よく水気をしぼっておく。調味料をすべて混ぜ合わせ、ニラを入れてたれを作る

2.フライパンに油を熱し、サバを両面焼いたら、2~3cm幅に斜めにそぎ切りする

3.皿にパクチーともやしを敷き、もやしの上にサバをのせ、たれをかけたらできあがり

 中華風のたれとパクチーの風味が夏にぴったりな一品! 夏バテに効果的なタンパク質・ビタミンB12がたっぷり含まれた、身体にもうれしいメニューです。

●DATA

Seafood from Norway ウェブサイト

https://seafoodfromnorway.jp/