養命酒製造は7月20日、「東京で働くビジネスパーソンの夏バテ」に関する調査結果を発表した。調査は6月25〜30日、一都三県在住で、東京都で働く30歳以上のビジネスパーソン1,000人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「夏バテの予防につながる生活習慣・過ごし方と夏バテにつながる可能性のある生活習慣・過ごし方」から、自身にあてはまるものを選んでもらった。

その結果、「夏バテを感じている人」は、「冷たいものばかり飲む」(34.6%)、「夜遅くまで起きている」(29.1%)、「休日は家でダラダラ過ごす」(28.1%)と、「夏バテを感じていない人」と比べて各項目で10ポイント以上高くなった。

また、「人がいない場所でもマスクを着用する」(36.1%)、「クーラーがきいた部屋に長時間いる」(27.9%)、「食べるのが早い」(26.6%)の項目でも、「夏バテを感じていない人」と比べて5ポイント以上高い結果だった。

今年の夏の生活としてあてはまるもの


次に、「夏バテのイライラを倍増させると感じる家族の振る舞い」を尋ねると、全体では「ものを片づけない」(20.2%)、「電気をつけっぱなしにする」(15.9%)、「ダラダラしている」(15.2%)、「頼んだことをやらない」(14.0%)、「約束を守らない」(12.6%)、「家事をしない」(12.2%)、「TVや動画ばかり見ている」(11.4%)、「話を聞かない」(11.2%)、「ゴミを捨てない」(11.0%)、「手洗い・うがいをしない」(10.4%)となっている。

さらに、男女別で比較すると、女性は「ものを片づけない」(23.0%)、「電気をつけっぱなしにする」(18.6%)、「頼んだことをやらない」(17.4%)、「家事をしない」(15.8%)、「手洗い・うがいをしない」(13.0%)と、男性と比べて5ポイント以上高くなった。

夏バテのイライラを倍増させると感じる家族の振る舞い


続けて、「夏バテのイライラを倍増させると思う職場の人のテレワークでの振る舞い」を聞いたところ、全体では「業務時間に関係なく連絡してくる」(17.4%)、「都合を聞かずオンライン会議を設定する」「オンライン会議に遅刻する」(12.2%)、「オンライン会議をすっぽかす」(11.9%)、「オンライン会議システムでの呼び出しに反応しない」「お菓子を食べながらオンライン会議に出席する」(8.9%)、「オンライン会議でリアクションが薄い」(8.8%)、「テレビをつけたままオンライン会議に出席する」(7.6%)、「オンライン会議の途中で勝手に退席する」(7.4%)、「オンライン会議で音飛びを気にせず発言する」(6.8%)という結果になっている。

夏バテのイライラを倍増させると思う職場の人のテレワークでの振る舞い