柔道金メダルの高藤直寿、“有言実行”1年前の言葉が話題

写真拡大

東京五輪・柔道男子60キロ級で金メダルを獲得した高藤直寿選手(28歳)が、ちょうど1年前、2020年7月25日にTwitterへ投稿した直筆メッセージが話題を呼んでいる。

この日は、東京五輪が1年間延期になる前のスケジュールで、高藤選手が試合に臨む予定だった日。同日、高藤選手は心境を語る動画をYouTubeに、直筆のメッセージをTwitterに投稿していた。

メッセージの全文は次の通り。

※※※ ※※※ ※※※

2020年7月25日はオリンピックで僕が金メダルをとる日のはずでした。
新型コロナウイルスの影響を受け一年延期になってしまった事は仕方ないと思います。
さらには先日の豪雨でも多くの方が被害に遭われ、心から楽しめるオリンピックはできなかったと思います。
今もコロナウイルスの感染は広がっており、本当に来年オリンピックが開催できるのかと不安な気持ちもあります。
子供の頃からの夢であるオリンピックチャンピオン。この夢に向かってどんなに辛い事も乗り越えてきました。
今僕に出来る事は前を向き一日一日大切に努力を続けていく事だと思っています。
一年後、「2020年では見られなかった高藤」を必ずみなさんに披露いたします。
今後ともご声援のほどよろしくお願い致します。

※※※ ※※※ ※※※

一年延期となったものの、見事に金メダルを獲得、子供の頃からの夢だったオリンピックチャンピオンになった高藤選手。このメッセージから1年後のきょう、投稿には「有言実行かっこいい!」「素晴らしいです」「感動しました」などの声が寄せられ、Twitterなどネットでは「1年後、ほんとに金メダル獲るのすごい」「強い気持ち、尊敬します」「素敵な人だ」「私もこういう人になりたい」などの声が上がっている。