「衝撃的な取引を検討」 PSG、イカルディとの“トレード”でC・ロナウド獲得を画策か
PSG構想外のイカルディがインテル以外の伊クラブへ移籍の場合はペナルティーが発生
ユベントスからの退団が噂されているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと、パリ・サンジェルマン(PSG)で構想外のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディのトレード移籍の噂が過熱しているようだ。
SNSで“意味深投稿”をしたロナウドの去就が、より一層大きな注目を集めている。
ロナウドは今季限りでユベントスからの退団が噂されており、現地時間18日に自身のインスタグラムに愛車のロールス・ロイスと一緒に写る写真に「決断の日(Decision day)」とコメントをつけて投稿したことで、移籍に関する憶測が広がっていた。
そうしたなかで、イタリアのサッカー情報サイト「フットボール・イタリア」によれば、仏紙「レキップ」でユベントスがロナウドとイカルディのトレードの可能性が報じられた。ロナウドにはPSGや古巣マンチェスター・ユナイテッドなどからの関心が伝えられている。
一方のイカルディもPSGを構想外となっており、イタリア復帰が浮上。移籍先としてジョゼ・モウリーニョ監督率いるASローマやACミラン、そして新たにユベントスの名前が挙がっている。このことからロナウドとのトレード案も持ち上がっているようだ。なお、PSGがイカルディを古巣インテル以外のイタリアのクラブに加入させた場合に、ペナルティーとしてインテルに1500万ユーロ(約19億円)を支払う契約になっているという。
イタリア・トリノのスポーツ紙「トゥット・スポルト」もこのニュースに反応し、「フランスの新聞によると元インテルの選手(イカルディ)はもはやパリの計画に含まれておらず、(ロナウドとの)衝撃的な取引を検討している」と後追いで報じている。記事によれば、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はロナウドの残留に反対していないというが、ロナウドのトリノでの未来に疑問符がついている状況は変わっていないという。
イタリア復帰を望むイカルディと、新たな挑戦が噂されるロナウドの大型トレードは実現するのか。今後の動向にさらに注目が集まりそうだ。(Football ZONE web編集部)