外来語に漢字を当てて表記する「当て字」。普段はカタカナやひらがなで表記する身近なものが漢字で書かれています。

漢字の意味をひとつずつ考えれば、知らなくても答えられるかもしれません。ぜひ考えてみてくださいね。

「案山子」はなんと読む!?意外と知らない当て字クイズ




この漢字はどう読むでしょうか。

・ヒント その1

答えは3文字です。

・ヒント その2

「子」という部分から人型のなにかと推測すると…?

それでは答えをチェックしてみましょう!


「案山子」は「カカシ」です。

案山子はもともと中国の僧侶が使った言葉で、「案山=山の平らな場所、子=人形」というのが由来だそうです。日本では昔から「かがし(嗅がし)」という害獣除けの人形を田畑に置いていたため、「かがし(かかし)=案山子」となりました。(諸説あり)

都会ではなかなか見られなくなりましたが、日本の風情を感じさせてくれる案山子。どこかで見たときはぜひ頭の中に当て字も思い浮かべてみてくださいね。

●教えてくれた人
【天海ハルカさん】



大手進学塾で6年間国語教師を務め、現在は中学受験を応援する個人サイト「中学受験アシストブック
」を運営。教育系webライターとしても活動している。